律&エクボ〜レンスイ�◆繊撻皀屮汽ぅ魁� ページ27
店主「ふふ…気に入っていただけて嬉しいです。ではどうぞお持ち下さい」
律「ありがとうございます!」
店主「あぁ、それからレンスイを使う時は必ず洗面器でお使い下さい」
律「え?はい、分かりました」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
エク「おい、最近学校行ってないだろ。大丈夫か?茂夫も心配してたぞ」
律「心配かけてごめん、大丈夫だよ」
エク「お前いつも何してんだよ」
律「レンスイ」
エク「夜店で買ったあれか」
律「そう。何回見ても飽きない。ずっと見ていられる」
エク「お前、ずっとそれを見ているのか」
律「うん。ご飯を食べるのも忘れる」
エク「は!?それはヤバいぞ、俺ずっと食べてるかと思ってた、ってかもう見るのやめろよ!」
律「無理なんだよ」
エク「俺は洗面器に映ったあの怪物達を見て恐怖を感じたんだ。俺様が言うんだから間違いない!」
律「恐怖?あんなにも不思議で綺麗なのに!」
エク「いや、あれはヤバいやつだ。人が見てはいけないと思うぞ」
律「大丈夫、あれは窓なんだ」
エク「窓?」
律「異界を覗く窓なんだ」
エク「なんだそれ?とにかく学校行けよ」
律「行けたらね」
1週間後
律「エクボ」
エク「珍しいな、お前が部屋に呼び出すなんて。どうした?」
律「レンスイをずっと見てるんだ」
エク「お前まだやってたのか?やめろって言っただろ」
律「やめられない…。もう洗面器じゃ物足りないんだよ」
エク「どういう事だ?」
律「これから風呂にレンスイを入れるね」
エク「何言ってんだ。やめとけ!洗面器だけにしろって言われただろ!」
律「もう水を張ったんだ。風呂ならもっと大きく見えるはずだ」
エク「やめろ!律!!」
ポチャン
律「あはは!あはははは!見える!怪物達がはっきりと見える!エクボも来なよ!」
エク「見ない方がいいって!」
律「なんだ…?何かおかしい…。怪物が目の前で止まった」
エク「それ絶対危ないぞ!」
律「こっちが見えてるの…か?」
エク「律!逃げろ!!」
律「うわぁ!!触手が!離せ!はな…」
エク「律ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「すごい!水族館みたい!」
店主「お気に召されましたか?」
「はい!レンスイ買います!」
店主「はい、ありがとうございました。
覗いているのはあなただけじゃないことをお忘れなく……」
完
切島&飯田〜グリーン〜【ヒロアカ】→←律&エクボ〜レンスイ〜【モブサイコ】
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作者名：なめこ | 作成日時：2019年4月14日 16時
