決闘の決意 ページ43
あの後、学園長に今ハーツラビュル寮で起こっていることについて説明した。
あと流石にトレイ先輩は解放した。
デュースが顔を真っ赤にして「Aはその…かっこいいな。」と言ってきたので
今度同じことを彼にしようと思う。
クロウリー「ふむふむ…なるほど…
そんなに寮長と馬が合わないというのなら、転寮するという選択肢もありますが。」
『でも、今の寮ってあの闇の鏡とやらが決めたんですよね。
そう簡単に変えられないんじゃ…』
クロウリー「ソリトゥスくんの言った通りです。」
エース「転寮か…なんか、それはあいつに負けて逃げてる気がしてスッキリしねぇな…」
クロウリー「ふむ…では、ローズハートくんに決闘を申し込んで
君が寮長になっちゃえばいいんじゃないですか?」
『え…』
「「「「えぇッ!?」」」」
僕以外の三人と一匹が大声を上げた。
図書館では静かにしましょう。(人の事は言えない)
『ローズハートって…誰…?』
エース「お前が驚いたのそこかよ!
リドル寮長の苗字。ってかお前はいつまで「赤髪さん」って呼んでんの。」
『ごめん、僕基本髪色で人を認識する癖が…』
エース「お前の今後が心配。」
クロウリー「こら、話を逸らさない!」
学園長が拗ね始めたので、話を戻すことにした。
アンタ何歳だよ。
クロウリー「ローズハートくんだって、そうやって寮長になったんですよ。
前寮長に指名されたり、現寮長に決闘で勝利したりと他にも方法はありますが
決闘というのは、シンプルな方法のひとつですね。」
魔法による"私闘"は禁止だが、正式な決闘であれば問題はない。
しかも、決闘相手に事前にハンデを科すことはできないから
謝らずに首輪を外してもらえる…と。
確かに合理的だ。
クロウリー「どうしますかトラッポラくん。
ローズハートくんに挑戦しますか?」
エース「おっし、ならいっちょやってやろうじゃん。」
デュース「なら僕も。」
グリム「俺様もだぞ!」
『グリム、普通に考えて他寮の生徒に挑戦権があるわけないでしょ。
頭弱いねぇ相変わらず。』
エース「あ、ヤバいコイツ今めっちゃ不機嫌じゃん。
デュース飴持ってない?とりあえずこいつの口塞ぐぞ。」
デュース「ちょっと待ってろ購買部でガムテープを買ってくる。」
『僕の扱いに慣れないで、そしてやめて。』
決闘の手続きを全て学園長に任せ(押しつけ)て、僕たちは作戦会議をすることにした。
それにしても、なんだろう…気持ち悪い。
凄く、嫌な予感がする。
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れぃと(プロフ) - 続編移行の部屋がめっちゃ好きッスわwww (2021年8月2日 3時) (レス) id: 40283c6b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天空の巫女 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時:2020年12月30日 22時