サッカーなど私に…サッカーしてないね！？【アレスの天秤＆オリオンの刻印】 (ページ6)

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暇人たちの後日談2【オリオンの刻印】ページ6

※一星光の方です

翌日

食堂は騒然としていた

西蔭「野坂さん…あの…」

野坂「あ、一星くんおはよう」

一星「おはようございます…あの…西蔭さんどうしたんですか？」

悠馬が西蔭の方を見もしないどころか、声が聞こえていないんじゃないかレベルで無視しているからだ

野坂「一星くん、Aを誘って一緒に朝食を食べよっか

おーい、A」

西蔭「あの…野坂さん俺も…」

野坂「聞こえていないのかな
行こっか、一星くん」

一星「あの…西蔭さんは…」

野坂「あ、Aがヒロトくんのところに行っちゃう…早く行くよ一星くん」

私遠くからヒロトと見てるんだけど
面白い…というか西蔭が可哀そう

西蔭を憐みの眼で見ていると、タツヤくんと灰崎が近づいてきた

基山「同じ部屋なのに置いて行かれると思わなかったよ
おはよう、御堂院さん、ヒロト」

灰崎「はよ…ヒロト…と…A」

『おはよータツヤくん
眠そうだね、はいz…凌兵』

吉良「はよー…ございます…タツヤ…様、灰崎…様」

基山「…！？」

灰崎「くっ…クッソ…フッ…！！」

『…無理だ…フフッ…』

吉良「お前がやれっつったんだろーが！」

『私も対象外じゃないからね』

吉良「うぐっ…」

野坂「面白いことになってるね」

西蔭を振り切った野坂が近づいてきた
横にはほっしー

一星「おはようございます」

『おはよう、光』

一星「…？」

灰崎「おぉ、はよー光」

一星「…！？」

吉良「おはようございます、一星様」←吹っ切れた人

一星「ここ、こわ…れた……ストライカーが壊れましたよ野坂さん！」

西蔭「野坂さん、どうして俺を無視するんですか…！
俺が何かしたなら謝りますから…！」

野坂「あ、おはようございます吹雪さん、氷浦くん」

一星「野坂さんも十分壊れてた！！」

頭を抱えだしたほっしーと、泣きそうというかちょっと泣いてる西蔭
他の代表選手が凄い眼でこっち見てる

吹雪「おはよう」

氷浦「おはよう、Aも」

『きっくんのモーニングコールとか…』

氷浦「俺の事は名前で呼ばないの？」

『貴利名ですごめんなさいぃぃ…！！』

吹雪「僕は？」

『士郎さん』

吹雪「さん付け禁止…ね？」

『…士郎
待ってくださいファンクラブに殺されます』

氷浦「……A、朝食隣で食べよう」

『え、うん…』

吹雪「僕も隣に行こうかな」

この2人の命令に逆らえないの怖すぎる案件
朝食を終えるまで、このカオス空間は続くのであった