中島敦、本日よりアイドルになります【あんさんぶるスターズ×文豪ストレイドッグス】 (ページ33)

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化け物少女26 ページ33

『中島ー！学校行くぞー！』

中島「まだ6時30分ですよ！？」

『友達の部活の朝練に来いって言われてさ』

中島「まだ転校してきて三日目なのに友達作るの早くないですか？」

夢ノ咲学院に転校してきて三日目
同じクラスの人とはとりあえず全員話したという報告だけしておこう

特筆すべきことは
一日目にテロに巻き込まれた姫宮桃李くんを助けたこと

二日目にトリスタの皆さんに会って
創くんの第一のファンである明星さんたちに、Ra*bitsと紅月のドリフェスを見せてもらって
この学院の現状を知ったことぐらい

『その子が軽音部でさー
先輩方の個性が凄いって聞いてるんだよね』

中島「もうすでに僕行きたくないんですけど…」

『そんなこと言うなよなー…って、あれ…前に居るのって…』

僕が見た方向に居たのは2人組

『おーい！』

「聞き覚えのある声…あ！A～！」

そのうち一人は、クラスメイトで軽音部の見学に誘ってくれた友達だった

『早いね』

「おれが見学に来いって言ったのに遅刻とかありえないでしょ？
そこらへんは弁えてるよ～？見習いなさい！」

『遅刻してたらさすがに殴ってたわ』

「A三日前に初対面だったと思えないくらい辛辣！」

『初日に噴水に突き落としてきた君に言われたくないわ～』

「あれはこけたの！ごめんなさい！」

教室で話すようなテンションで話していると、友達じゃない方の子が話しかけてきた
この子…めっちゃそっくりなんだけど…

「いつもアニキがすいません…」

『いいのいいの、楽しいからさ
でもいつか極寒の噴水に落とそうとは思ってるから協力してね』

「あはは…有島さんらしいというか……」

『…？僕君に自己紹介したっけ？』

「おれがいっつも話してるんだよ～」

『情報漏洩だぞ、"ひなた"』

ひなた「うえぇ…どうか怒りを鎮めてA様～！」

中島「仲がいいのは良いんですけど、道の真ん中で騒ぐのはやめてください！」

中島の言う通りなので、進みながら騒ぐ(？)

ひなた「因みに、このおれそっくりな子は
俺の愛しの弟！双子のゆうたくんだよ～！」

ゆうた「葵ゆうたです、よろしく」

『ゆうたくんか。ひなたにそっくりだね…』

中島「僕分からなくなりそうです…」

ゆうた「ヘアピンとヘッドホンが水色なのがゆうたで」

ひなた「ピンクがおれ、ひなただよ～！」

『説明ありがとね
それじゃあ、初めまして！ゆうたくん！』

ゆうたくんは、嫌そうな顔をした