化け物少女20 ページ24
月永先輩の愚痴を聞くこと30分
いつの間にか学校についていた
っていうか瀬名先輩どっか行ったんだけど
この状況の僕と月永先輩放置してどっか行ったんだけど
『あのー…いつまでかかりますそれ』
月永「あー!!なんか話してたらムカついてきたー!!
おいお前、今から皇帝に殴り込みに行くぞ!」
『え、今から?僕が言うのもなんですけど授業ははじま…待って!無言で腕引っ張らないで!!』
とりあえず葵くんでいいから助けてくれ
所変わりまして3-A前
月永「皇帝ー!!」
天祥院「…月永くん?朝からうるさいのは置いといて珍しいね、君から僕に会いに来るなんて
一体何の用……有島さん?」
『げ、見つかった』
月永「なんだお前、皇帝の知り合いか?」
『知り合いじゃないです(即答)』
天祥院「君にしては良い質問だね、月永くん」
月永「一言余計だバカ皇帝!!」
月永先輩はがるるるる…と威嚇するように声を出しているけど、僕に興味を移した天祥院先輩には完全に無視されている
天祥院「彼女は将来僕の婚約者に…」
『なりません、以上ですさようなら』
月永「婚約者…?皇帝の?
お前、やめとけ…ケイトに殺されるぞ」
『そんな真剣な顔で言わなくても…ケイトって誰』
月永「お前ケイト知らないのか?おーい!ケイトー!」
月永先輩が大声で呼んだケイトさんが不機嫌そうな顔でやってきた
蓮巳「うるさいぞ月永!お前また授業をサボったんだな!!」
月永「ケイト〜♪」
『話聞いてやれ
あと帰っていいですか、教室に』
天祥院「えーもっといればいいのに」
『貴方「えー」とか言っていいキャラじゃないでしょう…』
天祥院「ほら、この学院の皇帝が抱きしめてあげるから…ね?」
『これまでにないほどに丁重にお断りします』
ケイトさんは月永先輩と言い合い
天祥院先輩は僕に抱き着こうとしてるしで何だこの状況
『葵くーん…助けてー…』
天祥院「葵くん…誰?」
『クラスメイトですけd…目、怖』
天祥院「僕がいながら他の男の名前を呼ぶの?いい度胸だね」
『別に付き合ってるわけじゃないですしよくないですか!?』
蓮巳「今何て言ったんだお前?英智と?付き合ってる?」
月永「そりゃそうだろケイト、こいつら婚約者なんだからな
想像するのが時間の無駄なぐらいだ」
蓮巳「それは本当か月永!?」
『嘘です!天祥院先輩による虚偽申告です!!』
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作者名:天空の巫女 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時:2019年1月1日 14時