中島敦、本日よりアイドルになります【あんさんぶるスターズ×文豪ストレイドッグス】 (ページ23)

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化け物少女19 ページ23

はい、というわけで翌日
我は味方探しの旅に出る
が、その前に学校に着かねばならぬ

今日は中島が太宰さんに連れ去られたためおらぬのだ
我、一人で学校まで向かったことなないのだ
…もうわかりましたよね

『通学路で迷子って其れはもう重症…』

明らかに昨日通った道と違うんだよぉ…
誰か都合よく通らないかなぁ…

「ん？お前なんで道の真ん中で蹲ってるんだ？…前もこんなことあったような…」

『都合善いなぁ…って………前中島のクラスの前に居た…えっと……』

「中島のクラス？…わかった！前教室の前で蹲ってるやつがいたんだ！
お前そのときのやつか！

そういやお前何者なんだ～？あ、待って言わないで！妄想させて！
おれの想像の世界を壊さないで！」

またあのときのように頭を抱え始めた
デジャヴしか起こらないのか単純にネタ切れなのか

『僕が何者かはどうでもいいので学校に案内してください』

「うーん…ん？案内？お前迷子なのか？」

『今日中島が居ないから道わかんなくて』

「そうか！残念だったな、俺も分からん！」

『(；ﾟДﾟ)』

中島のクラスに居たってことはこの人最上級生だよね
大きな笑い声をあげている人の前で唖然としていると、もう一つ声が聞こえてきた

「ちょっと王さまぁ？家乗り込んできて「一緒に学校行くぞセナ！」って言っといて置いてくのやめてくれる？」

月永「セナ～！」

瀬名「全く反省してないな…はぁ……あれ、王さまの知り合い？」

『人増えたし…迷子の迷子の転校生です』

瀬名「ふーん…あんたが天祥院の言ってたねぇ…」

『あの人何情報漏洩してくれてんの…害悪』

天祥院先輩を害悪扱いしたところで、瀬名先輩が案内してくれるそうなので三人で学校に向かいます

そういえば、明星さんが味方にするユニットに月永先輩がいるユニットを推してたっけ…

『あの、瀬名先輩のユニットは生徒会の事をどう思ってるんですか』

↑ド直球で聞くバカ

瀬名「生徒会？別に、勝手にやってればいいんじゃないって感じ
俺たちに迷惑かけないならそれでいいと思うけど、うちの王さまはそうでもないかもねぇ」

月永「生徒会だぁ？おれはあいつがいるから気に食わない！」

瀬名「ね？」

『あいつって…』

確か明星さんが月永先輩は生徒会長を嫌がってるって言ってたっけ

『天祥院先輩のことですよね』

月永「そうだ！あのクソ皇帝～！！」

『やべ、地雷踏んだ』

瀬名「暴走しても止めないからね」