BFF しょうれん comrade story (ページ42)

今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:22,467 hit

海人がいない学校ページ42

紫耀side

海人がいない学校は何かいつもと違う感じがした。

海人がいるときは、となりのクラスから笑い声や、騒がしい声が毎日聞こえていた。

でも、海人がいないとあまり笑い声や騒がしい声が聞こえんかった。

みんな海人が好きだったんだろうね…

そんなことを考えながら1日過ごした。

もう寝よう…そう思ったとき、『pull…pull』
今電話がなった。

ガチャ

俺は受話器をとった。そして…

？『youが平野紫耀だね？』

youってw誰だろ…

「すみません…どちら様ですか？」

？『あれ？君、ジャニーズのオーディション受けたよね？』

「はい…」

？『紫の服の子でしょ？』

「そうです。」

？『俺、ジャニーズ事務所の社長。まあジャニーさんって覚えといてね』

「えーーーー？あの社長さん！？」

ジ『うん、その社長さん。それでね電話したのはyou、明後日の番組出ちゃいなよ！』

「俺がですか！しかも明後日番組に！？」

ジ『うん、他にも1人番組に出させようって思ってて…youともう1人がオーディションで輝いていてね…オーラを感じた。』

ジ「あの…ちなみにもう1人って…」

ジ『えっとね…もう1人は永瀬廉くんっていう子。確かね…youと同じ出身の同い年の子なんだけど知ってるの？』

えーーーー？マジ？廉も選ばれたの？さっすがやなあいつ…

「永瀬廉知ってますよ！俺のとなりの家に住んでて、同じクラスです！廉とは小１から友達です！」

ジ『へぇー…youと廉、仲良さそうだね』

「まあ、仲はいいですね！」

ジ『じゃそういうことで。場所は分かんないでしょ？』

「はい…分かりません。」

ジ『だって伝えてないもんね。たぶん言ってもわからないと思うから、オーディション会場覚えてる？そこに14時に来て、一応、廉にも伝えておくね』

「分かりました…」

ジ『じゃあね』

「失礼します…」

ガチャ…俺は受話器を置いた。そして…

「ママーーー！」

俺は夜だけど叫んだ。

「ママーーー！」

紫マ「紫耀！夜だから莉玖も寝てるでしょ！静かにして。で、なに？」

「今ね電話来てね、ジャニーズの社長さん…えっとね自称ジャニーって人が『you、明後日の番組出ちゃいなよ！』って…」

紫マ「えーーーー？ほんとに？紫耀、オーディション頑張ったんだね！それで場所は？」

「えっとジャニーさんが伝えてもわからないと思うからってオーディションの場所に来いって」

紫マ「大阪ね！福岡から遠いわね(笑)」

「遠いけどね、明後日の14時だってよ」