憧れの人 ページ14
客席に座ってアイスダンスの競技をボーっと見ていると目を手で覆われて
?「だーれだ」
と少し低めの声が聞こえた。
わかりやすすぎる声に笑いがこみ上げてきて
A「ゆづくんでしょ？笑」
というと
結弦「ピンポーン」
と声がして視界が明るくなる。
ふふふとふにゃんとした声で笑う彼に絶対王者の面影はない。
ゆづくんは私のヒーローだ。私が五輪で金メダルを取りたいと思うようになったきっかけも影響を受けたすべてのことに関わっているのがゆづくんだ。
なのでゆづくんには嘘はつけない。ついてはいけないという使命感があった。
結弦「最近どう？」
と聞かれて
少し迷ったが本当のことを話した。
A「…。実は…現役やめようかと思ってます。」
というとゆづくんは驚いた顔をしてえっ？と声を出す。
A「やってても結果出ないし、…最近戦おう、勝とうっていう気持ちがないんです。中途半端で…」
結弦「ふーん。そっか…。」
珍しくゆづくんが引き下がったなと思ったら
結弦「なんていうと思った？」
A「え？」
とゆづくんのほうを向くと真剣な顔をしてわたしをみつめているゆづくんが見えた。
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翔夏(プロフ) - まちさん» ありがとうございます！気まぐれ更新ですがよろしくお願いします！ (2019年4月2日 20時) (
レス) id: 5c3465a8f7 (このIDを非表示/違反報告)
まち(プロフ) - あと一歩表彰届かないところがリアルでした！面白いです。続きが気になります。 (2019年3月31日 18時) (レス) id: fade814303 (このIDを非表示/違反報告)
翔夏(プロフ) - かなさん» 先ほど気づいて修正しました。ご指摘ありがとうございました。 (2019年3月4日 23時) (レス) id: 5c3465a8f7 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月4日 23時) (レス) id: d5d073bdf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔夏 | 作成日時：2019年3月4日 23時
