待つ宵 4

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ヨヌ「私たちが今までオンニを頼りすぎな部分があったと思うから。




オンニが今回のカムバ大丈夫だろうか、曲は受け入れてもらえるだろうかとかダンスは揃ってる？みんな着いてこれてる？とか気を揉む時間が少しでも減ればいいかなって思ってるよ。






オンニにはもう、楽しくアイドルをして欲しいし、幸せをかみ締めて欲しい。」








もう、ヨヌの方が見れなくて抑えきれなかった涙が頬を伝っていく。







私の視界に映る人はみんな優しい顔をしていて、信じられないほど温かい空間。








ヨヌ「もう、成績とか気にする必要なんてないから5人でゆっくり進んでこう。





会社に文句なんて言われても気にしないで、私たちのペースでただ楽しく活動しようよ。」






A「…っ………それでもいいの？」






ユエン「いいに決まってるよ！オンニ。楽しく活動しよ。」







リナ「私たちはオンニと一緒にいたいから、どんなに辛くても頑張ってこれたんだよ？プレッシャーなんか感じなくていいからこれからも一緒にいたいよー。」




ラオン「契約期間なんてどうでもいいから一緒にいたいよー、オンニ。」







A「ずっと夢を叶えるためにアイドルになったんだって自分に言い聞かせてたから、目標を達成しちゃった今、どうすればいいんだろうって正直、無気力になってた。



でも、そうだよね。1人で気負いすぎてたかな。………私もみんなとずっと一緒にいたいよ。





自分が考えてること話して、みんなを不安にさせちゃったらどうしようって考えてみんなに何にも話せなくて。みんなからは強い人だと思って欲しいし、信じて欲しいからと思ってやってたことだったけど、楽しくないように見えてたかな。




私はみんなと居れて幸せだし、出会えて良かったと思ってるよ。心から愛してる。」







ラオン「うえーん泣」






いきなり泣き始めたラオンにみんなから笑みと涙が溢れた。

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