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ヒョンソク「ジュンギュが元気ないのは何となく知ってる?」
公園のブランコに座って言う彼。
A「まあ、何となくは…最近はあんまり会ってないですし、会っても距離取られるので」
それを聞くと少し悲しそうなかおをしたヒョンソクさん。
ヒョンソク「ジュンギュはAちゃんのこと大好きだよ」
聞いてもいない返答がかえってきて、思わずヒョンソクさんの顔を見ると
ヒョンソク「そんな顔してるってことは心配だったんだよね?」
その言葉にハッとさせられたし、確かにそうなのかもしれないと納得した。
私だけジュンギュを好きなのかなとか、飽きられちゃったかなとか、本当は密かに思ってた。
本当にそう思われていたらと考えると怖くてその気持ちには知らないフリをしていたけれど。
ヒョンソク「大丈夫。ジュンギュは信じられないくらいAちゃんが好きだし、
何なら今のジュンギュを助けられるのもAちゃんしかいないと思う。
…ジュンギュ今、練習も上手くいかないし、月末評価の結果も良くなくて、自信を完全に失ってる。
それに落ち込んで、感情が上手くコントロールできなくてAちゃんにも酷いことしたって。
なかなか人に自分のことを話さないアイツが話してきたんだから相当心にきてるんだと思う。」
そのヒョンソクさんの言葉を聞いてジュンギュの全ての行動に合点が行く。
連絡してこなかったのは、彼なりの反省と拒否される恐怖、
距離を取っていたのはまた泣かせたくないから。
なら私が距離を詰めてあげなきゃ決して前みたいな距離感には戻れないだろう。
A「ヒョンソクさん、…ジュンギュは今どこにいますか?」
そう言うと、待ってましたというような顔をしたヒョンソクさんが笑った。
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カシューナッツ(プロフ) - はりやっこさん» ありがとうございます!ジュンギュとの純愛系を書きたかったのに意外と重ためになってしまいました笑 これからも更新頑張ります! (2023年2月2日 23時) (レス) id: 52bb3a2b13 (このIDを非表示/違反報告)
はりやっこ(プロフ) - ずっとジュンギュのお話を読みたかったので凄く嬉しいです!読むたびに、ドキドキしっぱなしです〜!続きも楽しみにしてます(o^^o) (2023年1月31日 22時) (レス) @page48 id: 53d6058391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カシューナッツ | 作成日時:2022年10月29日 18時