待つ宵

答えの期限 ページ45

何度も何度も修正を重ね、ついにベールを脱ぐGoing Crazy。






最終確認をして、ステージの下でTREASURE7と一緒に出番を待つ。






「「「頑張ろうー」」」





お互いにそう声をかけ合うみんな。








最初のような気まづさは無いくらいに一緒に練習と修正を重ねた。





ジュンギュ「最後にみんなでファイティンしよう！」






一番年上のジュンギュが音頭をとる。





「頑張れ」と思いながら


treasure7が全員手を重ねたのを見ていると





ジュンギュ「Aさんも！」





そう私に笑顔で言って、ジュンギュが私の手を取ってみんなの手の上に重ねた。





自分が披露する訳では無いけれど、自分が作ったものが世に出るという責任感と緊張とプレッシャー。




いっぱいいっぱいで吐きそうだった私にきっと気づいていたジュンギュ。





その優しさと気遣いに泣きそうになって。



















「「「ファイティーーーン！！」」」





そうみんなで気合を入れてから、ステージに上がっていく頼もしい7人の背中を見送った。

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