Ｋ_ＰＯＰ短編集 ① (ページ1)

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＃seventeen ＭＧページ1

「おい、そこの犬何やっとんじゃ」

MG「んー、なんだろね(笑)」

私の家に転がり込んでベットで漫画を勝手に呼んでいるのは、幼馴染みのミンギュ。

とっても人懐っこくてでかいからみんなには大型犬なんて呼ばれる時もあるほどだ。

「はあ、前にも行ったよね？窓から入ってこないでって。」

MG「だって玄関まで行くのめんどかったんだもん」

「そーだよねー…ってなるかボケ‼︎」

MG「わー！Aこわーい‼︎(笑)」

笑ってんじゃん‼︎ (笑)ついてんじゃん‼︎

はあ、まーいっか。

こんなに怒ってるけど私はずっと、小さい頃からミンギュが好き。

そんな私のことなんか知らずにこいつはほぼ毎日と言っていいほど私の部屋に来る。

私、鈍感なんかじゃないから。

期待しちゃうんだからな。

「今日…ご飯食べてく…？」

MG「んー、Aの作ったオムライス食べたーい‼︎」

「は？」

こーやっていっつもいきなり爆弾を落としてきたと思えば＿＿＿＿

MG「あ、やっぱいーやー！A料理できなかったもんなー‼︎爆笑」

何て言いながら私のことを馬鹿にする。

これだから、ムカつくんだ。

そして、私はもうこいつに恋するのをやめようと思うんだ。

だって…

MG「やっぱ幼馴染みっていーなー‼︎ 楽‼︎」

こいつは、私のこと恋愛対象では見てなんかくれないの分かってるから。