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信じられない ページ37

蒼空side



8月14日に部活から家に帰ったところまでは萌花と同じである。



私以外の、家族4人は出かけているらしく


私が、お昼頃帰ってもまだ、帰ってきていなかった。


まだかなーと、思って待ってると電話が鳴った




蒼「、はい」


警察「こちら、警察です。突然ですが、貴方の家族が無差別テロにより殺されました」



冷たい声で、静かに、警察の人はそう言った。


私は、静かに目を見開き電話を落とした。



心の中でひとつの小さな恐怖が生まれた。


ここで1度私は、人を嫌っている




***




中1の冬になった。


あれから2ヶ月ほど経っていたが学校に行くようになった


というより、頑張って行っていた


心配されても、【大丈夫】しか言えなかった



話しかけられても、普通に笑う事ができなくなった


、、作り笑いしか、できなくなった




私の日常が崩れたのはある日の放課後だった。



いつも仲良くしてくれていた友人が私に、こう言った。




『私、あんたの友達なんかじゃないから。
その、わかりやすい作り笑いもやめてよね。』



気持ち悪い、と一言呟いて彼女は、去っていった。


その彼女とは、先程デパートで会った女の子であることを頭に入れておいてほしい。





***


その次の日から私の周りには話しかける人も


話す人もいなくなって1枚の壁が見えるようになった。



私は、上手く笑えるように頑張った


ただなにかの為に頑張った。


だけど、、、やっぱり限界だった。






私は、その日を境に人が大嫌いになった



私の存在を無視した"男性担任"も


私をいないように扱った"男子学級委員"も


みんな、みんな、嫌いになって


私は、人と関わるのを嫌った。



そうしていつか、人が信じられなくたっていた






***




学校から帰ってそのまま真っ直ぐ萌花の家に向かった。



家族が殺人鬼に殺られたとか、その情報は耳に入ってきていた



**



ここに来る時にぶつかった男の人を思い出しつつ


萌花の家に入れてもらって


ぼーっと座った萌花の隣に私は座り



冷たい萌花の手をぎゅっと握って


私は、こう言った。




「萌花ちゃん。私、人が信じられなくなっちゃった、、笑」






その後、静かに私は、萌花の手を離した。






***


蒼「、、っていうのが私の過去です」





室内の空気は、完全に暗く、悲しかった。

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蒔野杏鶴 - そ、総合97位……?ねぼけてるのかな?ありがとうございます(´;ω;`)┏○┓ (2018年9月3日 23時) (レス) id: 23d986b3a6 (このIDを非表示/違反報告)
テストやばかった蒔野杏鶴 - 忙しいながらにも更新したぜ!!テストが近い! (2018年9月3日 21時) (レス) id: 23d986b3a6 (このIDを非表示/違反報告)
蒔野杏鶴 - ウナさん» まじすか、ありがとうございます!今日のうち更新するのでよければみてください! (2018年6月15日 18時) (レス) id: c23895cf4d (このIDを非表示/違反報告)
蒼ましゅ - ウナさん» ありがとうございます!!嬉しいです!楽しみにしててもらえるとありがたいです! (2018年6月15日 18時) (レス) id: 894138cb7e (このIDを非表示/違反報告)
ウナ - 期待できる(上から目線)めっちゃ見ててドキドキします!応援します (2018年6月15日 16時) (レス) id: de16b1a962 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒔野杏鶴 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年5月29日 19時

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