【まふまふ】壊れかけの彼氏と片思いの貴方【そらる】

えんど　64 ページ31

徂徠side



仕事が早く終わって今は6時前。



俺は会社の近くにあった店で買ったゼリーを持ち、



Aの家に向かっている。



少し外は寒いがAに会えるということが俺の心を温かくしてくれる。



このゼリー美味しいって言ってくれるかな..




まぁ、俺が作った訳じゃないから関係ないけど..





そんなこと考えているとAの家についた。




久々のAの家ということで少し緊張。




まぁ、彼奴も居るんだろうけど..





Aは何で彼奴なんかと＿＿





そう思いながらチャイムを押す。





はーい。という愛しいあの子の声が聞こえる






そういえば昔、本の中で姫を誘拐した魔王が居たな。





結局王子が魔王を倒して姫と幸せになったけど＿






ドアが開く






「 どうしたんですか？徂徠さん。 」






1日ぶりの君。





やっぱり好きだ。





俺は姫を引き寄せる。





戸惑う君も愛おしい。





いつも俺が見てきたのはハッピーエンド。





でも、全て悪役は邪魔者。





じゃあ俺が姫と結ばれることは..？









＊









＊









＊









＊








悪役は＿＿魔王は、姫と結ばれてはいけないのですか？









＊









＊









＊









＊









＿＿＿＿＿＿







そんなEND壊してやる。






俺は姫の唇を奪った。









◆ • ◆


徂徠さん頑張れ。()

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