義勇さん好きもっと集まれ！義勇さん短編集〜 第２弾

逢引してみたら… ページ12

❤

(名前)「義勇さん！」

寒さが確かなものとなってきた夜のこと、

目の前にいる義勇さんを呼ぶ私の大きな声が響く。

義勇「……なんだ。」

私の声に驚いた表情をしながらも、

すぐに湖のように凛とした表情に戻った。

(名前)「話があります。

　 大切な話です、よく聞いてください。」

膝をたたんで、義勇さんの方をしっかりと向き見つめる。

そんな私の様子を見て、まるで柱合会議の時みたいに

真剣な顔立ちで背筋が伸び、整った姿勢で私の方を見つめた。

(名前)「私は…、義勇さんと恋仲の関係にあります。

　 でも毎日任務が忙しくてなかなか

　 2人でいられる時間も少ないです。

　 今更そのことについて不満を抱いたりはしません。

　 けれど2人でいる時間も今みたいに

　 何もないんじゃ私も不安になるんです！

　 義勇さんは本当に私のことが好きなんですか…？」

言いすぎてしまった…、

全てを吐き出してからようやくそのことに気がついた。

自分の膝辺りから、少しずつ恐る恐る

義勇さんの方へと視線を向けた。

目に映った表情はなんら変わりなかった。

義勇「…つまり、もっとスキンシップを

　 激しくしたい…とういことでいいか。」

ブチっ

自分の中で、何かが切れる音がした。

しいて言うのならば頭の血管が2、3本一気に切れた感じだ。

(名前)「ち、違います！

　 もっと容易なことでいいんです！

　 触れるだけの口づけとか、休日に逢引をするとか、

　 「好き」ってお互いにちゃんと伝えるとか…！」

あと、何がしたいんだろう…。

そう思って言葉がつまった。

すると次の瞬間、舞い上がるほど嬉しくなった。

義勇「じゃあ明日、逢引するか。」

放たれた言葉に少しばかりポカンと

阿保面をさらしてから、込み上げる嬉しさが心を支配した。

(名前)「ほ、本当ですか!?

　 明日のいつにしますか？何処に行きますか？

　 私楽しみでもう今日は眠れません！」

整った姿勢が一瞬で崩れて、子供のようにはしゃいでしまう。

義勇「明日の朝から晩まで…ずっと一緒にいよう。

　 今は紅葉が綺麗に見える、

　 少し森に入って昼餉をとりながら

　 紅葉を見て、色々な話をしよう。

　 俺も楽しみだ、だが明日のために

　 今日は早く睡眠をとったほうがいいだろう。」

そして私たちは並んだ布団で眠りについた、

明日の逢引のために…。

逢引してみたら…→←一緒にお風呂に入ってみたら…

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

鮭大根

義勇さんに○○してみた、されてみた、一緒にしてみた！

義勇さんにプロポーズされてみた！

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