義勇さん好き集まれ！義勇さん短編集〜 第１弾

嫉妬されてみたら… ページ30

義勇「あぁ、俺が好きなのも(名前)だけだ。

　 無理にそうしてもらう必要はない、

　 だが…(名前)の中での一番は俺であってほしい。

　 今は俺だけの(名前)でいてくれないか。」

次に交わした口づけは優しかった。

私の髪や頬を撫でる大きな手も優しくて、温かい。

でも、少しだけいつもより激しくて…

それが好きだと私は素直に認めた。

(名前)「…っ！い、いたっ…！」

首筋にチクリと痛みを感じる、

きっと紅い花が咲いている。

義勇「やはり、誰にもわたしたくないからな。

　 それが消えた時は言え、またつけてやる。」

妖艶に微笑む義勇さんはとてもカッコよくて、

私には義勇さんの後ろに見える満ちた月など興味がなかった。

義勇「好きだ、(名前)。これからも…俺を想っていてくれるか？」

(名前)「もちろんですよ、私も…大好きです。」

「チュ」

積極的で少し子供っぽい義勇さんも嫌いじゃない、

そう思える夜だった。

むしろ安心した。

少し前、私も義勇さんとしのぶちゃんの合同任務が

多いことにちょっぴりだけどムっとしていた。

それは言わなかったけど、義勇さんにも

同じ気持ちがあったんだな。

私たちは同じ布団で夜を明かした。


宇随「それ、冨岡だろ。

　 やっぱりお前、派手にやらかしちまったな！」

次の日、宇髄さんの屋敷に用事があって用事を

済ませたついでに少し話し込んでいた。

宇髄さんは私の首元の 痕 を見て

どこまでかは分からないが、なんとなく察したようだ。

(名前)「はい、でもいいんです。

　 義勇さんも私と同じだって分かったから。」

「そうかい。」と興味なさそうに言うも、

ちゃんと話を聞いてくれる宇髄さん。

宇髄「あー如月、今日の任務の後だが…。」

(名前)「うわっ！え、義勇さん!?」

宇髄さんが言いかけた時、後ろから義勇さんが現れた。

義勇さんは私の右腕をがっしりと掴んでいる。

そして、宇随さんにどこか敵対するような視線を向けている。

義勇「宇髄、悪いが(名前)は今日

　 俺との合同任務でその後飲みに行くのも俺だ。

　 (名前)、もう話は済んだだろ任務の時間だぞ。」

私の手を握り、グイグイと引っ張っていく

義勇さんが可愛らしくてギュっと手を強く握り返した。

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ジェシカさんリクで「嫉妬されてみた」でした！

ジェシカさん、見てくれた方、ありがとうございましたm(_ _)m

風邪をひいてみたら…→←嫉妬されてみたら…

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