アカツキ編 ページ46
❤
パカ「(貴方)様。」
ある日のこと、リビングでのんびりとしていると
パカが何かは分からないけど話しかけてきた。
(貴方)「なに？」
私が問えば、パカは大人っぽくてオシャレな
朱殷のリボンで縛られた小さな黒箱を渡してきた。
何これ、めっちゃ怪しいじゃん。
パカ「チョコレートでございます。
あの有名なゴティバの。」
チョコレート？
私はなるべく綺麗に箱を開けた。
その中には、いかにも高級といった感じの
チョコレートが五つほど入っていた。
(貴方)「なんでいきなり？」
なんかちょっとっていうか大分気持ち悪いけど…。
パカ「(貴方)様は甘いものがお好きと聞いたので、
プレゼントでございます。
もちろん毒などは入っておりませんのでご安心を。」
よく分かんないけどもらってそんはないか。
仮に嘘で毒が入っていたとしても、
私に死なれたらパカにとってデメリットになるし
体調を悪くするメリットが見つからない。
私が苦しんでるのを見たいっていうならもう何も言わないけど…。
(貴方)「ふーん、ありがと。
お礼に今度また一緒にご飯食べよーね。」
いつもはアカツキやアンヤと一緒にご飯を食べているのだけど、
最近は特に理由はないけどパカと食べてたりする。
けしてボッチで食べる人がいないから…とかではない。
パカ「そうですね。今度は伊奈葉様も是非、ご一緒に！」
パカの少し変態じみた発言に対して「はいはい。」と
苦笑いで返しながら、私はリビングを後にした。
パカ「おや、あのチョコレート……まぁいいでしょう。」
夜ご飯をすませお風呂に入ってから、
パカからもらった黒箱を持って部屋を出た。
「コンコン」
アカツキ「はーい、開いてますよー。」
1人で食べるのも勿体ないので、
彼氏であるアカツキと一緒に食べようと思い部屋に来た。
(貴方)「お邪魔します。」
アカツキは少し不思議な人だった。
いつも笑顔で好きなのだけれど…たまになんだか疑ってしまう。
まぁそんなミステリアスさも結構好きなのだけど。
アカツキ「どうしたんですか？ゲームでもしますか？」
そう言いながら、ゲーム機を2台だし始める。
(貴方)「あ、うん。見て、このチョコ。パカにもらったの。
1人で食べるのもあれだからアカツキと食べようと思って…。」
ゲーム機を机に置いて、私の方を見るとニコリと微笑んだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ナカゲノキャラに○○される！
5人とずっと一緒！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 107人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼野紫乃(プロフ) - ありすさん» 続編ですか〜頑張りたいと思ってます(｀･ω･´)ゞナカノヒトゲノム10巻も楽しみですね〜！ (2019年11月18日 17時) (
レス) id: 7af1ab1bb6 (このIDを非表示/違反報告)
ありす - うぇ…アンヤ尊すぎます…かっこいい…私もこの作品大好きです！表現の仕方とかキャラとか皆好きすぎて…続編期待です！ちなみに私はアンヤ推しです←聞いてない (2019年11月18日 15時) (レス) id: aeed06628b (このIDを非表示/違反報告)
涼野紫乃(プロフ) - 香澄さん» 飾るんです！観賞用、使用用、スペアにしましょう(;´∀｀) (2019年11月4日 13時) (レス) id: 7af1ab1bb6 (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - 私も合計8巻単行本買ったんですけど、15枚しおりついてました。そのおかげで、恐らく全種コンプ出来ました！←でも、こんなにしおり要らないっていう･･･ (2019年11月4日 8時) (レス) id: a1bb486b34 (このIDを非表示/違反報告)
涼野紫乃(プロフ) - さしゃさん» さしゃさんお久しぶりです！カイさん頑張ります！作品を大好きと言ってもらえて本当に嬉しいです(〃▽〃)俺の行く本屋さんは外から見えるの一枚、中にもう一枚入ってました！ (2019年9月21日 10時) (レス) id: 7af1ab1bb6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：涼野紫乃 | 作成日時：2019年8月7日 22時
