黒の組織【6】“工藤新一” ページ6
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コナンside
「蘭ねえちゃん!!どこー?」
さっきから蘭の姿が見えない
俺は元太達の遊びに付き合わされて腹が減って死にそうだ
おっちゃんに頼んでアポロで何か食べようと思ったが...
生憎、事件でおっちゃんは外出中だ
「...ったく、どこに居るんだよ、蘭」
そうボソッと呟いたときだった
台所の方からガタッと微かな物音をが一瞬した
「蘭ねえちゃーん、そこに居るのー?」
蘭の名前を呼んではみるが、返事がしない
そしてまた...ガサッという音がした
流石に俺も不信に思い、体を強張らせ構えた
ゆっくり...ゆっくりと足を進めていく
すると、ロングで蘭と同じ髪をした女が立っている
「蘭ねえちゃん!!僕、お腹空いちゃったよ」
?「ふふ、分かったわ...工藤新一くん」
「っ!?誰だ、お前はっ!!」
“工藤新一”という名前が出てきて俺の息は止まった
なぜだ...?蘭はそのことを知らないはずだ...
その事実を組み合わせれば..今俺の前に立っている人物は..
蘭ではない...!!!!
では、誰だ?もしかして..“黒の組織”の奴らか?
「お前は..誰なんだ!?」
不安で声が濁ったが勇気を振り絞り言葉を放った
すると蘭似の女がにやりと口角を上げて答えた
“女は秘密を着飾って美しくなるのよ?”と____...
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作者名:音袮 | 作成日時:2013年9月24日 10時