黒の組織【5】本望 ページ5
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シルバーアイの銃口を奴に向けた
すると奴は狂ったように笑い始め、口を開いた
「てかさーあんたマジうざいんだけどー」
「は?意味わかんないんだけど?」
「フッ、分からないなら教えてあげるわ...
邪魔なのよあなた!私がジンに惚れたこと知ってるでしょう!?
ゴキブリ以下のあなたには分からないと思うけどね!!
ふふふ...ジンは私のモノ」
「あんたさあ...狂ってんじゃない!?」
一気にあんなに喋って死なないのが不思議だが
今はそれどころではないような気がする...
よ〜く目を凝らして奴の首元を見てみると、
ジンの銃が一瞬ちらっと見えた
「てめえな..俺はてめえのモノじゃない
俺は誰のモノでもねぇんだよ」
そう言い、銃を発砲した
奴は首から血を流しながら倒れた
多分...即死だろうな
だけど奴の本望だったと思うな、うん
狂うまでに愛した人に殺されるんだから
一人で死ぬより、誰かに殺されるより...
ずーっと、ずーっといいんだから
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作者名:音袮 | 作成日時:2013年9月24日 10時