黒の組織【1】〜Love story〜喧嘩 ページ33
.
「ねー、透ー!」
「...なんですか?今忙しいんですが」
今、私と透は任務をこなしている
それは、私がおとりとしてターゲットを誘き出すという作戦なのだが...
「嫌ー!こんな格好!!」
そう、ターゲットは慎重な為、
赤いバラが飾りに着いていて足元がスカスカのセクシーなドレスを着て、
ターゲットを誘わなければならないのだ
「仕方ないじゃないですか...」
「ベルモットに頼べばいいじゃんか!!」
「ベルモットは仕事で無理です」
「...じゃあ、キールは⁉︎」
「キールも仕事があり、出来ません」
「...最悪」
あー!と髪の毛をグチャグチャにする
しかし、全くイライラさは落ち着きもしない
「セヨン、そろそろ着替えてください」
「え...名前じゃないの?」
「今は仕事中ですから」
当然のように言い放つ透
ドレスのこともあってか、イライラ度はMAX
怒りの矛先はなぜか透へと
「...っていうか、透もなんか思わないの⁉︎
彼女がこんな格好で男誘い出すんだよ⁉︎
なんかさ、こう...嫉妬とかさ、しないわけ?」
今の思いをなぜか透に押し付けて
「だから、任務って言ってるでしょう⁉︎
さっさと持ち場へと向かったらどうでしょう」
なぜかね
「あー、そうですか!!」
今、後悔と寂しさで泣きそうなんだ_______
.
黒の組織【2】〜Love story〜喧嘩→←黒の組織【1】〜Love story〜熱い体温
72人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:音袮 | 作成日時:2013年9月24日 10時