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黒の組織【24】苺飴 ページ24
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家の灯りがほとんど消えかけている時間帯に
一人の女が公衆電話でなにかを話していた
「とんだ災難だったわよ...痛かったわあ」
「ふっ...それはそれはお疲れで」
「ちょっと、鼻で笑うのやめてくれる?」
「すまない」
「...ったく、人の気持ちが読み取れない男」
「それはお前も一緒だと思うがな」
_____二人の会話は午前一時半まで続いた
「...これでちょうど一週間、か」
口の中で弾けた苺味の飴をジャリと噛みながら
彼は手に持っていたメモ帳に日付を書き加えると
「この飴、美味しいな」
イヤホンを外し、どこかへ消え去った_______
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作者名:音袮 | 作成日時:2013年9月24日 10時