黒の組織【15】ガキ ページ15
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コナンside
「おーいコナーン!サッカーしようぜー」
それは元太の一言で始まった。
「おう、いいぜ」
華麗なるパレード...、決して逃げてはならない恐ろしいパレード。
見え隠れするほどに謎が深まり、その謎に触った者は食われる
富豪者達が集まる密度の高いオンパレード
「くそっ、ワクワクするぜ」
そのせいか俺はボールに集中していなく...
「うわっ...いってー!!」
「だいじょーぶ?コナン君」
「よりによって下手な元太君とサッカーしていて考え事なんて」
灰原は俺の耳に顔を近づけて、
「どうせ事件かあの女のことでしょう?」
「...バーロ、事件のことに決まってるだろ」
「あら、そうだったの」
それは悪かったわね。とくすくす笑いながら、俺の頭にたんこぶがないか見てくれた
...なんだかんだいって、灰原って優しいよな。
って、なに思ってたんだよ...ガキか。
あ...俺もガキだったんだ
本当は高校ニ年生の名探偵、工藤新一なんだけどなあ
俺が“工藤新一”だったらこの事件だってわけなく行けたのに
体が小さくなってから不自由なことが多くなってきやがった...
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作者名:音袮 | 作成日時:2013年9月24日 10時