愚図で泥棒で最低なので、今日も悪役を演じます

悪役　拾捌 ページ21

竈門炭治郎side

今日、鬼屋敷に行くと知らない匂いがした

俺達三人が鬼雷さんの名前を呼ぶと、出てきたのは鬼雷さんじゃなかった

「、、、なんでしょうか」

出てきたのは青い甚平に白い羽織を羽織った少年だった

俺はかがんで少年に目線を合わせて行った

「俺は竈門炭治郎。鬼殺隊の葵だ」

そういうと、少年は屋敷から鬼雷さんを連れてくるといった

しばらくすると、鬼雷さんが眠そうな顔で出きた

それはそれは、ひどく濃い隈ができていた

『ん、、、どうした？三人とも？』

「あ、あの、、、よければ稽古をつけてくださいませんか？」

そういうと、鬼雷さんは驚いた顔をした

『ど、どうして？』

俺は理由を話した

もっと強くなるため修行をしたいが、どうすればよいかわからなかったことを

すると、鬼雷さんは少し笑って頷いた

『勿論いいよ。丁度匠の稽古をつけようと思っていたところだし、、、』

「匠、、、？」

鬼雷さんはさっきの少年を紹介した

『私の継子の匠だよ。まだ修行中だけどね』

匠はぺこりとお辞儀をした

俺達は鬼雷さんに連れられて、広い庭に出た

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