嘘だらけの月柱

ケガ ページ9

Aside

『だから！俺はいいと言ってるだろ！』

炭「ケガしてるんですから！！！行ってください！！！」

『やめろ押すな！』

俺は今炭治郎に蝶屋敷に行くように押されている

てかコイツそんな俺の事気遣ってなかっただろうが今まで！

あの時は伊之助が危なかったから咄嗟に呼吸を、、、はあ、、、

嘘がばれた、、、

炭治郎以外の二人は顔を下に向けてトボトボと歩いていた

炭「ケガが悪化しますよ！！！」

『俺は死んでもいいんだよ！弱いから！』

「へえ〜？誰が死んでもいいですか〜？」

あ、、、

俺は恐る恐る声の主の方に顔を向けた

そこには恐ろしい怒った笑顔を浮かべた胡蝶さんがいた

『胡蝶、、、さん、、、』

胡「言いませんでしたか？次そんなこと言ったら、、、」

『ゲンコツは勘弁してください！』

三人は唖然としていた

胡「屋敷に行きます」

『いいですいいです！』

胡「何がいいですか！重症ですよ！」

左腕だから刀は振れるんですよ！

という言葉は胡蝶さんに届くわけもなく、、、

胡「冨岡さーん？」

冨「、、、」

ヒョイッと冨岡さんに抱えられてしまった

だって俺は女だし力で勝てるわけがない、、、

『隊律違反ですよ？冨岡さん？』

冨「(お前はケガをしているから)黙れ」

『口下手ですね！だから嫌われるんですよ！』

このシュールな光景に三人はもう考えることを放棄していた

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