嘘だらけの月柱

水柱と蟲柱 ページ4

Aside

自分の屋敷に戻ろうとした時、後ろから気配を感じて横によけた

しかし、コツンと頭に鞘のようなものが当たった

避けたのに、、、

胡「油断大敵、ですよ」

『こ、胡蝶さん、、、』

冨「さっきのはなんだ」

『と、冨岡さん、、、』

効果音が付きそうなほど怒っている二人を見て少したじろいだ

きっと俺が「死んでもいい」みたいな発言をしたからだ

胡「いつまで嘘を続けるつもりですか〜？」

『う、、、』

胡蝶さんと冨岡さんは俺の秘密を知っている人たちだった

だから色々と面倒臭い

仲良くしてくれるのはいいんだけど、、、

冨「それで、さっきのは」

『俺は弱いって設定です。それに俺がいけば誰も死なない』

胡「それでもああいうことは言っちゃ駄目ですよ？

次言ったらゲンコツですからね？」

『かんべんしてください、、、』

胡蝶さんの笑顔が怖かった

ふっと頭をなでられていることにきづき、とろんとしてしまったが、すぐに気を取り直した

『撫でるのやめてください冨岡さん』

冨「、、、」

無言は本当に困るから、、、

胡「あ、いい機会ですし、炭治郎君達を連れて行かせましょう！」

『は！？え！？は！？胡蝶さん！？』

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