第拾肆話 初めての外出に ページ15
無一郎side
宇髄さんに相談して、早速蝶屋敷に行くことにした。
トントントン
カナエ「は〜い。あらあら〜、時透くんじゃない〜。どうしたの〜♪」
無一郎「あの、Aはいませんか?」
カナエ「ちょっと待ってね〜。
A〜!時透くんが来てくれたわよ〜!」
A『カナエ姉さん!無一郎さんが?...!こ、こんにちは。』
無一郎「Aに女性への贈り物を選んで欲しいと思ってるんだけど、明日とか空いてないかな?」
A『贈り物...ですか?...いいですけれど...。』
カナエ「あらあら〜♪時透くんにそんな相手がいたのね〜。」
A『私も驚きです...。』
無一郎「そうかな。じゃあ、明日はいいってことだよね。」
A『はい。大丈夫ですよ。』
無一郎「また明日、迎えに行くね。」
A『はい、お待ちしております。』
こうして僕たちは明日、任務ではない外出をすることになった。
翌日___。
トントントン
無一郎「時透です。Aを迎えに来ました。」
しのぶ「あら時透くん。いらっしゃい、Aは今来ますから。」
A『遅くなりました...。無一郎さん、今日はよろしくお願いします。』
今日も着物が似合っていた。
無一郎「うん。こちらこそよろしく。」
しのぶ「行ってらっしゃい。」
A『行ってきます!しのぶ姉さん。』
A『とりあえず、髪飾りのお店にでも言ったらどうですか?』
無一郎「そうだね。」
A『あの、ちなみに贈り物を送る方はどんな方なんですか?』
無一郎「その人は...優しくて、いつもは明るく笑顔が可愛いくて、でもたまに大人しくなってしまって、鬼に哀れみを持っていて、姉思いで、皆から好かれていて、僕にとって大切な人だよ。いつも髪をまとめて、髪飾りをつけているんだ。」
A『素敵な...人ですね。頑張ってください。無一郎さんの想い人なんですか?』
無一郎「うん。」
A『...その人に想いを告げたりはしないんですか?』
無一郎「...贈り物に想いを込めようと。」
A『そうなんですね。...素敵です。...あ、着きましたよ。』
無一郎「ここ?僕、こういう所って入ったことないんだ。」
無一郎「どんなのがいいかな?」
A『そうですね...。あ、この桜の簪とかいいんじゃないですか?』
無一郎「...Aだったらどれがいい?」
A『私...ですか?私だったら...これがいいです。蝶で姉さん達と繋がっている気がして...。それに青色がとても綺麗です。』
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そらまめぴ〜(プロフ) - あ"あ"あ"むいくん尊い"さん» 亡くならない小説を作ったんです。たくさんの人が亡くなったからこそ戦う!というところが鬼滅の刃の魅力でもあるということは分かっているのですが、申し訳ないです。小説の中なのでどうかお許しいただきたいなと思います...。読んでくださってありがとうございます! (2021年11月7日 12時) (レス) id: 8b23fadeae (このIDを非表示/違反報告)
そらまめぴ〜(プロフ) - あ"あ"あ"むいくん尊い"さん» すみません!それは痛いほどよく分かっているのですが...主はカナエ様推しなんです...。実は1番初めに作った作品で(今は非公開になっていますが)カナエさんが亡くなったことも書いた小説を作っていたんですけど、カナエさんが亡くならない平和な世界線も書きたくて (2021年11月7日 12時) (レス) id: 8b23fadeae (このIDを非表示/違反報告)
あ"あ"あ"むいくん尊い" - むいくんが柱になる前にカナエは亡くなりましたよ? (2021年11月4日 20時) (レス) @page2 id: fa0015969e (このIDを非表示/違反報告)
そらまめぴ〜(プロフ) - 左倉碧さん» うわぁぁぁ!ありがとうございます!!初のコメントさんです!むいくんと同期パロお好きですか!?同じくです!これからもお願いします!(^ワ^=) (2021年5月21日 7時) (レス) id: 8b23fadeae (このIDを非表示/違反報告)
左倉碧 - むいくーん!同期パロよきよき←もちろん!評価押しましたぞい!「-(゚∀゚)(ポチポチ (2021年5月17日 21時) (レス) id: 92b38e517e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらまめぴ〜 | 作者ホームページ:https://twitter.com/soramamepi_?t=ozxKYZrwGqWIFCYc8yUz7g&s=06...
作成日時:2021年5月9日 21時