花江家の姪ですが？

さよならホームラン！ ページ34

時系列迷子ぉ……。




晴天の神宮球場。
この球場で今日、とあるアニメのイベントが行われる。
まぁお察しの通り、ダイヤのAのイベントだ。

声優がリアル野球盤をやるこのイベントに何故かマネージャーである僕も選手として参加する
ことになっていた。

多分それも夏樹君やら賢章君やらが余計なことを言ったんだろう。
「宇宙ちゃんは身体能力いいから選手側でいいよ！」
とかな？

余計なお世話だよ！！
僕はな？ゆっくりのんびり実況したかったんだよ！


まぁそんな葛藤を自分の中でしているうちに
僕の紹介の番になった。


アナ《小湊玲楽役、花江宇宙君》


『いぇーい。』


皆何かしらパフォーマンスをしてるので僕も
とりあえず側転からのバク宙をしてみた。
そしてその直後投げキッスをかましてやった。


その瞬間今まで出てきた男性陣よりも遥かに
大きい歓声が上がった。


下野「…流石の人気だよね。」


増田「身体能力オバケ…。」


花江「ちょっと宇宙！スカートめくれちゃうでしょ！」


細谷「オカン…？」


なにやら変な感想も混ざっていたがこれでようやく全員が揃った。

プレイボールだ。


『おっしゃ〜。ホームラン打つぞー。』


鈴木「…打ちそうで怖いんだよなぁ。」


斉藤「…そうですね。」

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