炭治郎の双子の妹は最強少女

7話 ページ8

炭「『やめろ――――！！！』」


兄さんは咄嗟に謎の人に向けて石を投げた。
謎の人は刀の柄で石を弾いた。


『(今なら禰豆子を………！！)』


兄さんと逆の方向に走り出した。
しかし兄さんは謎の人に斬りかかったが刀の柄で殴られ、地面に倒れた。

そして兄さんが隠れて投げた斧は謎の人の
顔の真横に刺さった。


？「(妹はどこだ…！？)」


私は斧が刺さった瞬間、謎の人に低姿勢から
斬りかかった。刀は防がれてしまったが謎の人は体制を崩し、私は再び斬りかかった。

が、着物の首元を持たれ思いっきり投げ飛ばされ、兄さんの近くの木に背中を思いっきり打ち付け、私の意識はそこで途切れた。







・








・





？「………ろ………起き…………起…ろ………起きろ空白！」


兄さんの声と誰かがつついてきた事で私は
目を覚ました。


『……兄さん？それに……禰豆子も…。』


禰豆子は人を食べるのを抑制するためなのか
口に竹を噛んでいた。


『……さっきの人は？』


炭「どこかに行っちゃったよ。でも狭霧山の
　 麓に住んでる鱗滝左近次さんを訪ねろって………。」


鱗滝左近次……？聞いたことない名前だな。


『……その人のところに行けば禰豆子は治るの？』


炭「分からないけど……治るかもしれないなら
　 行ったほうがいいと思うんだ。」


『そうだね……。』


私達は家族の亡骸を埋葬し、狭霧山へ向い始めた。

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