3話 ページ4
そして町に降りた私と兄さんは無事炭を売り終わり、急いで山に帰ろうとしていた。
炭「おそくなっちゃったな。」
『……うん。』
家に帰ろうと足を速めたその時
?「こら炭治郎に空白。お前達山に帰るつもりか?危ねぇからやめろ。」
そこには道の近くに家がある三郎爺さんが家から顔を出していた。
炭「俺は鼻が効くから平気だよ。」
『……私も。護身用の刀も持ってるし。』
三郎「いいから来い!!鬼が出るぞ。」
私達は丁重に断ったが三郎爺さんは頑なに私達を山へ返そうとはしなかった。
日が暮れかけていたことや三郎爺さんの説得も
あり、三郎爺さんの家で一夜を過ごすことにした。
三郎「昔から人食い鬼は日が暮れるとうろつき出す。だから夜はあるき回るもんじゃねぇ。
食ったら寝ろ。明日早起きして帰りゃいい。」
三郎爺さんはそう話した。
炭「……鬼は家の中には入ってこないのか?」
三郎「いや、入ってくる。」
『……じゃあ皆鬼に食われちゃう…。』
三郎「鬼狩り様が鬼を斬ってるんだよ、昔から……。」
三郎爺さんは煙管を吸いながらそう言った。
……そういえば婆ちゃんも死ぬ前に同じことを言ってたな…。
そんなことを考えながら私は眠りについた。
・
・
その日、夢を見た。
母が、茂が、花子が、竹雄が、六太が、そして
禰豆子が赤黒い【ナニカ】に飲み込まれていく
夢だった。
そして何故か禰豆子だけその【ナニカ】が
体の中に吸い込まれるように入っていっていた。
私がどんなに手を伸ばしても届くことはなく、
飲み込まれては最初に戻り、同じ映像を繰り返し見ていた。
はっきり言って見ていて気分が良いものではない。
私には時々未来が見えるときがある。突然映像として見えるときもあれば、予知夢として
夢を見ることもあった。
………何か嫌な予感がする。
大切な家族の見に何かあったのだろうか……。
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soramamek0427(プロフ) - 氷柱さん» ありがとうございます!ちょびちょび更新になりますがよろしくお願いします! (2020年5月21日 15時) (レス) id: 28d40b760e (このIDを非表示/違反報告)
氷柱 - 更新停止中ですが、頑張って下さいー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2020年5月21日 15時) (レス) id: bd22a3d64d (このIDを非表示/違反報告)
soramamek0427(プロフ) - 夢女子ターニャさん» ご指摘ありがとうございます。修正させていただきます。 (2020年4月6日 6時) (レス) id: 28d40b760e (このIDを非表示/違反報告)
夢女子ターニャ(プロフ) - 面白いのでみさせてもらってます。すみません、設定の補足のところで双子の妹ならねず子の姉ではないでしょうか? (2020年4月6日 2時) (レス) id: 8eb6e392dd (このIDを非表示/違反報告)
soramamek0427(プロフ) - ミユキエンジェルさん» ありがとうございます!!神(自称)です! (2020年3月22日 14時) (レス) id: 28d40b760e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらまめ | 作成日時:2019年9月15日 19時