＊うさぎ系彼氏の愛が重い【まふまふ】＊ (ページ13)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:142,262 hit

12* ページ13

A「ん、もしもしー？」

翔太『おはよーA！』

電話からはいつも通りの元気な声。

A「で、朝からどーしたの？」

翔太『いや、今日スタジオ行こうかなって思っててさ、

　 …Aも一緒に行かない？』

A「あ、別にいいよ。今日暇だし。」

そう答えた瞬間ばっとこっちを向く真冬。

私は真冬の方を見ずに、翔太と会話を続ける。

じゃあ一時間後にと約束をして電話を切る。

真冬「翔太と何処行くの。」

何処か弱々しいその声。

A「スタジオ。音源取に行ってくるから。」

真冬「じゃあ、僕も行く。」

A「…ん？」

え、待って今何つった？

真冬「まさか、Aを男と二人っきりにするわけないじゃん。」

ね、いいでしょ？なんて上目遣い。

その上に私に抱き着いて、首に顔を埋めてくる。

こんなの断れないし、断ったってついてくる。

ごめん、翔太。

うさぎが一匹増えました。←

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ちなみに今日は、私の作者、20日目です。(どうでもいい)