炎上系女子を愛しています

甘えん坊 ページ3

「あまちゃ〜」

「うわまふくんに殺されそう」

どうも天月です。今あやたの家にいます。
何故でしょうか。それは僕にも分かりません。

「好きだよあまちゃん」

謎のデレ期なあやたは僕のお膝の上に座ってます。
まふくんがこれを知ったら僕の首と身体は離れ離れになってしまいそう。

でも今はまふくんは居ません。
録音のためスタジオ入りしてます。

なら僕がすべきことはただ一つです。

「俺も好きぃぃ！！」

全力で甘やかして俺に惚れさせる。

いつもまふくんに邪魔されてあやたとろくに
話せてないし触れるなんてレア中のレア！！
このチャンス逃す訳にはいけない。


「あまちゃんいい匂い」

「ん？香水かなぁ、あやたに前あげたやつと同じだよ」

「んー、あ、あれかぁ...なら次遊ぶ時付けてくるね」

「その時は2人きりで遊ぼうね」

まふくんにバレたら何されるか分からないから。

あやたがストーカー被害にあった時
たまたま仕事で送ってあげられなくてあやたが傷ついちゃった時は1週間LINEのスタ爆に
何かとパシリにされたなぁ...

あとお茶のなかに潰れたプリンが入ってたのは
流石に恐怖を感じたなぁ。

「んふふ、どこ行こ〜」

「あやたはどこ行きたいの？」

「んー、夢の国？ 2人でお揃いのカチューシャ付ける」

「めっちゃいいじゃん！今度お互い作業落ち着いたら行こっか」

「ほんと？嬉し」


にこにこと抱きついてくるあやたさん。
幸せすぎて泣きそう。

「あ〜帰りたくない」

帰れば現実が...なんて唸ってたら

「なら泊まる？」だって！！

この子に無防備すぎない？いつか襲われそうで怖いんだけど今日が甘えん坊さんなだけでいつもなら
「とっとと帰れボケナス」なんて言われてるかな！

「なら泊まるね、あ〜幸せ」

「あまちゃんとのお泊まり久しぶりだね」

「うん最後が2ヶ月前だしね〜 まふくんに邪魔されまくって」

「あいつ1回絞めとくね」

「プリン口に詰め込んであげて」


多分喜ぶよまふくんなら って言ったら
すごい目で見られたんだけど、俺もしかしてまた
サイコパス的な発言した？？

プリン口に詰め込んであげては普通じゃないの？！

「考えとく、....うぁー、もう少し抱きついてていい？」

「本当まふくんが好きになるのが分かりすぎて辛い」


だって いつもツンツンなくせに
たまに来る甘えん坊。デレを通り越したドロドロ。


「んふ、あまちゃんすーき」

無自覚なこの小悪魔あやたを明日も
天月くんはひっそりと愛借していきます

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