兄の相方に恋をしてしまいました２【After the Rain】

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そらるさん、私たち別れませんか？

私がだした最後の決断

別れたいなんて一ミリも思ってない

でもこれがお互いのため

そらるさんの肩の荷が下りる

そう思ってた。



・・・そらるさんの返事がない

そらるさん大丈夫かな・・・

私はドアにもたれかかる

そらるさんの背中なんてないのに

ただの木の板なのに大好きなそらるさんの熱を感じたくて

優しさを感じたくて私はもたれる

これが別れませんかって言った人のやること？

そ「ねぇA？」

貴「はい」

そ「いまもたれかかったよね

それが別れませんかって言った側の人間がやる行動？

別れたいってAが本当におもってるなら俺は別れてもいいと思ってる

それでAの肩の荷が下りるなら」

同じこと考えてる・・・？

そらるさんは私のために？

どこまで優しいんですか

また涙があふれてくる

私は自分の胸に手を当てる

私はどうしたいの？

本当のこと言わなくちゃもう手は一生届かなくなる

それでいいの？

よくないって心ではわかってるんだよね

私はまだそらるさんのこと大好きだってわかってるんだよね

そらるさんのあの白い肌に

黒い髪に

熱に

触れたいんだよね

私は立ち上がりドアノブをひねる

「そらるさん、私やっぱりそらるさんのことが好きです

貴方にまだ恋をしてしまってるみたいです」

そういって私はそらるさんに抱きつく

そ「・・・俺も恋してるよ

Aのことが好き」

そういってそらるさんは私の唇にそっと自分の唇を合わせる。

そ「もう絶対離さないから」

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