双刃の罪~4.優虚~ ページ5
ザシュッ!!!
血が飛び散り、
服に返り血がつく。
裏(燐「アハハハハハハハハハハハ!!!…ねぇ?俺をもっと楽しませてよ!?」
あの優しい声が
近い。
聞こえる。
どこかで僕をまっている。
でも、僕は君がわからないよ。
燐って呼ばれたくて。
フィッツ兄…助けて?
ソ『っ!!………フィー!!』
どうしたらいいの?
フィーを止めるには………
残酷な声が響く。
掠れもしないで、
ただ、
悲しみに溺れた
”キミ”のようだ。
裏(燐「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!ねぇ…楽しませて…?!」
裏(燐「異能力!!遠隔操作!!」
ザシュッ!ザシュッ!
裏(燐「チェ…もう終わり?」
まだ敵はいる。
裏(燐「キヒッ…チェックメイト。」
ソ『………っ燐!!! 燐也!!!!!』
赤にまみれたきみを止めたかった。
そんな保証はどこにもないのに。
いっそきみの鼓膜をつんざいて。
あたしの声で。
ソ『だめだよ、…壊れちゃう、…ほら、ねぇ……りん…』
ソ『燐、!?________ぐ、ぁ、ッはぁ、?!』
…鈍い鈍い感覚は腹部を抉った。
気を抜いていた。一番駄目なことをした。
言い付けを破った。こりゃあ痛手だ。
燐を止めることが、守ることが最優先なのに、動けないなら意味がない。
きみの顔は見えない。
ソ『くッそ……り、んや……っ手前ら、どの面して、燐を傷つけ、ようと…してんだ……!』
燐「ゴホッ…っ血が…」
(『何?ソフィ?何を言ってるの?周りの敵で声聞こえないよ…』)
ソ『燐、也っ!!』
燐「っ!?ソ、フィ…?!っ」
(「ソフィじゃなくて僕に
来ればいいのに、そうだ。」)
燐「全員まとめてぶっ×してあげるよ!!さぁ、全員かかってきな!!」
(「よし。重心は此方に向いた…っ!?」)
燐「う”ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!ガハッ…!!」
等々、胸元を刺された。
敵:1{ハハッ。胸元がら空きじゃあないか。そのまま突き刺してあげようか?}
ガハッ…
「う”ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
敵:2{いい眺めだ。}
(「ハァ…ハァ…こりゃあ重症だな…兄さんらに怒られる……」)
(「助け、てフィッツ兄…お願、い…」)
燐(「せめて、ソ、フィに回、復だけ、でも。」)
燐「異、能力…遠、隔操、作…回復…」
嗚呼、
誰か助けて。
あの優しい声の主でも、
フィッツ兄でも、
誰でもいいから。
早くここの、
暗闇から出して…。
うへぇ、重症〜*
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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*紫飴:しい*(燐) - 暇。しゃおー。。更新してよん。うち今からするぅーん。そしてメリクリ!!!! (2016年12月24日 18時) (レス) id: b3f0250bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*紫飴:しい*×沙烏 | 作成日時:2016年12月17日 20時