双刃の罪~16.混乱~ ページ17
誰でもないside((
ガチャッ
中也『燐っ!!』
太宰『中也。』
太宰が俺の肩を引っ張る。
太宰『ねぇ。』
燐『ビクッ))は…い?』
私はこう言った。
太宰『君の名前をおしえてくれないか?』
燐『えぇーと……そのぉ……』
僕は黙り混んだ。
どうしよう。
その時
中也『太宰。ちょっと二人だけにしてくれ。』
太宰『………。わかった。』
バタンッ
コツッ…
ビクッ!!!
中也『安心しろ。身内だ。知ってる事全てを言ってくれ。』
と抱きつかれて耳元で囁かれた。
燐『……ッ……名前は…フィー。女。13歳。
…………昔の記憶がない……。少ししかわからない。』
あれ?何で僕答えたんだろう………。
それにこの人の声…………
あの大好きな人の声に似てる…。
暖かい…。
中也『………っ…やっぱりか。…後は?』
燐『昔の思い出で覚えているのは…名前だけ。』
中也『!?それで?…』
燐『名前は………中原燐也。そう呼ばれてた。気がする。』
中也『ちょっと待ってろ。』
中也『太宰。こっちこい。』
太宰『ん?うん。』
中也『突然で悪いが。自己紹介だ。』
太宰『私は太宰 治。異能力は「人間失格」さ。…で。』
中也『…俺は中原中也。異能力は「汚れちまった悲しみに」。そして…
お前の兄だ。』
燐『っ!?あ…に?!』
その時、忘れていた記憶が急に流れ込んできた。
燐『っっ!?昔の記憶………。』
中也&太宰『燐…!!』
燐『…っ……中也…太宰。会いたかった…』
日本こい。とうとう記憶を!!*
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*紫飴:しい*(燐) - 暇。しゃおー。。更新してよん。うち今からするぅーん。そしてメリクリ!!!! (2016年12月24日 18時) (レス) id: b3f0250bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*紫飴:しい*×沙烏 | 作成日時:2016年12月17日 20時