なにわ女子がおりまして 【25】

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道枝 ｢なあ、、ほんまにどういう関係なん｣


恭平 ｢やからメンバーやって、、(笑)｣





もう隠し通すのは無理やのに





道枝 ｢嘘、、それ以上もしてるんやろ、、？｣





頭の後ろに手を置いてたぶん必死に考えてる

どうすればこの状況を抜け出せるか





恭平 ｢やからっ、、(笑)｣ 道枝 ｢俺はっ、、！｣



道枝 ｢俺は！Aちゃんのこと本気で好き！｣






だから



道枝 ｢っ、、だからっ！！｣



恭平 ｢、、、うん。ごめん｣





ごめんってどういう意味？





道枝 ｢なんで、、謝るん？｣


恭平 ｢みっちーが好きなのは気づいとった｣




道枝 ｢、、、｣

恭平 ｢でも俺、気づかんフリしてAと、、その、、｣




道枝 ｢いつから｣


恭平 ｢え？｣

道枝 ｢いつから2人は、、｣




恭平 ｢高校生、、のときから｣


道枝 ｢高校生の時からずっと？｣





何それ、俺がAちゃんを好きになる前からってこと？






恭平 ｢いや、、なにわ男子が結成されて、、Aからもうやめよって言われて、、、｣



道枝 ｢でもっ、、この前Aちゃんのお腹に、、｣

恭平 ｢それは、、うん、ごめん、、｣




道枝 ｢付き合ってるん、、？｣







首を横にゆっくり振る恭平




道枝 ｢は、、？なんで？｣






今やってそういう関係あるのに付き合ってないって




道枝 ｢それって、、｣

道枝 ｢っ、、そんなんやったら俺が貰う！｣





そんな体だけの関係とか




道枝 ｢なんで？！恭平やってAちゃんのこと本気で好きやろ？！｣

道枝 ｢本気なのに！なんでそんな体だけで繋ぎ止めるようなことするん？！｣




道枝 ｢Aちゃんやってきっと！！｣








｢恭平のこと好き｣って続きの言葉が俺の口から出ることは無かった







恭平が柄にもなく俯いて何も話さないから









道枝 ｢ご、めっ、、｣








わかってるんや
きっと恭平だって



今にも泣きそうな顔するくらいAちゃんのこと好きなんやから

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