なにわ女子がおりまして 【25】

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Aside



コクンって喉がなる
水分が入ってきたのがわかった



暑いクラクラする

目の前にいるのは誰やろ？



ボヤけて全然わからない

けど、もっと欲しい




A ｢もっと、、欲しいっ、、｣






縋るように誰かに手を伸ばした



名前) ｢んっ、、んくっ、、(ゴクッ)｣





そしたらまた唇に柔らかい感触を感じて身体が熱くなる





苦しくなって胸を叩いたら今度はゆっくり優しくキスしてくれる


手やってギュッて握ったら握り返してくれた





あぁ、うち知ってるこの体温も優しさも


鼻が詰まってて匂いがわからない




大好きなのにわからない






身体に触れる指が優しい

けど、もどかしい



いつもはもっと気持ちいい所に直接触れてくるのに





求めるみたいに腰が揺れる


欲しい早く





頭がボーッとする

目の前の人が誰とかもう考えられないくらい熱い






耳に電撃が走ったみたいな感覚

あー、やっぱりそうや




耳をしつこいくらい弄ってくんのも
優しい指先も
熱い吐息も




うちが大好きな人のものや





A ｢あ"っ、やだっ、、もっ、、きょうへっ、、｣






下も触られて耳にも刺激を感じて限界を迎える身体








A ｢んっ、、ふぅっ、、あ、つい、、、｣









力の抜けた身体

遠のいていく意識






｢ごめんなさいっ、、｣






誰？

なんで謝ってるん？





ポタって頬に冷たい感触

泣いてるの？



なんで？どうして？







A ｢だ、いじょうぶ、、やから、ここにいて、、｣







掴んでるこの手を離したらいけないような気がして

ぎゅっと握ったまま意識を手放した

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