なにわ女子がおりまして 【23】

仲直り ページ42

Aside




恭平 ｢なあ｣

恭平 ｢初めての好きをありがとうって、、｣



恭平 ｢なに？｣




A ｢あっ、、えーっとですね、、、｣






あのヤロー、、爆弾落として逃亡しやがった






A ｢と、とりあえず、、寒いから中入りません？｣



恭平 ｢ん｣





A ｢いや！！歩ける！自分で歩ける！｣





なぜか持ち上げられる体






恭平 ｢無理、拷問すんのこれから｣


A ｢えっ？拷問？え？待って無理うちそんな悪いことしてへんって！！｣







ドンドン進んでリビングのソファに降ろされる
てか押し倒される






恭平 ｢んで、初めての好きって何｣



A ｢あ、尋問ね、、拷問やなくて尋問ね、、｣






ちょっと良かったって思った

エグい拷問想像しちゃったよ






恭平 ｢A、聞いてるん？｣



A ｢うえっ？！あ、うん！聞いてた聞いてた！｣


恭平 ｢じゃあ廉くんとなにあったか教えて｣




A ｢え、、それは、、、｣






あ？その前に







A ｢ねえ、もう仲直りなの？｣






なんかサラッと押し倒されてるけど

うちまだ恭平に大っ嫌いって言ったこと謝ってへんし






恭平 ｢あ、せやった｣

恭平 ｢寒い中1人で歩かせてごめん。泣かせてごめん。直ぐに追いかけてやれんくてごめっ、、｣
A ｢ストップ｣



A ｢今回のことはうちが悪いから恭平はもう謝らんで｣

A ｢大っ嫌いって言っちゃったし、、｣






恭平 ｢あ、せや俺それ結構心に来た｣



A ｢、、、ごめん｣





恭平 ｢俺の事嫌いなんや〜って思った｣



A ｢ごめんって、、｣






恭平 ｢しかも大っ嫌いやったもんな〜、、嫌いとかやなくて"大"ついてたもんな〜｣



A ｢ほんとごめんなさい、、｣





恭平 ｢、、、好き？俺の事｣



A ｢うん、、好き、、大好き｣







ぎゅっと首に手を回す





恭平 ｢顔見たい｣


A ｢、、、ダメ。今絶対赤くなってる｣





恭平 ｢可愛いやん｣


A ｢無理。見るな｣






恭平 ｢え"ー、、｣



恭平 ｢なーあ、これから喧嘩しても"嫌い"って言うのは無しにしよや｣

恭平 ｢まじぴえんやから｣






A ｢うん、、無しね｣






恭平 ｢言ったら拷問｣


A ｢尋問な｣








腕を緩めて体を離すと恭平と目が合う

そのままゆっくりキスをした

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