なにわ女子がおりまして【3】 (ページ11)

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恭｢Aはさほとんど学校行けてなかったやん。｣

A ｢せやな、、。｣

恭｢なんか参加してみたかった行事とかないん？｣

A ｢あー、、強いて言うなら体育祭やな。｣

恭｢A足速いもんな！！ええなあ！修学旅行とかは？｣

A ｢いいねー。行きたかったなあ、、、｣

恭｢なんか思い出1個くらいないん？楽しかったこととか！｣

楽しかったことか、、、

A ｢あんな、、｣

恭｢うん。｣

A ｢うち、学校ほとんど行けてへんから行事にもほとんど参加できてないわけやん。やからインタビューとかで高校生活で楽しいことなんですかって聞かれるのすごい苦手やってん、、｣

恭｢うん。｣

A ｢でもな、今日1個だけ見つけたんよ。｣

恭｢え！！それなに？！｣

A ｢恭平と一緒に登下校すること。まあお互いが学校ある日だけやったけど、、いつもさりげなく車道側歩いてくれるし恭平の方が早く終わったらわざわざ迎えきてくれるし、制服で放課後遊びに行ったりもして、、、なんか恭平と学校違うはずなのに恭平との思い出しかでてこおへんかった、、、。うちの高校生活に恭平はなくてはならない存在やった、、。｣

恭｢なんやねん(笑)そんなん俺も一緒やわ！(笑)A無くして俺の高校生活を語ることはできん！(笑)｣

A ｢ほんとに今までありがとう。｣

恭｢こちらこそやん(笑)｣

恭｢あーあー。Aと放課後制服でデートすることも無くなるんかあ。悲しいな。もっと行っとけばよかったな！それだけが心残りや！｣

A ｢うちは修学旅行、、行ってみたかったなあ、、｣

恭｢んじゃ、俺と行こうや。｣

A ｢もう(笑)何言っとるん？(笑)｣

スっ
恭｢2人の修学旅行。｣

A ｢なんで、、？なんでディズニーチケット2枚も持ってるん？｣

恭｢Aと卒業旅行行きたいなあ思っててん！サプラーイズ！！｣

A ｢もう、、(泣)サプライズしすぎやアホ！｣

恭｢あはは(笑)これで2人の修学旅行しようや！！｣

A ｢ぐす、、、うん、、、。する、、。｣

恭｢よっしゃ！！最後にたくさん思い出作ろうな！！｣

ほんまにどこまでうちの思い出に侵食してくんねん、、、。

いつもありがとう。
これからもよろしくね。恭平。