なにわ女子がおりまして 【15】

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恭平side



｢あ！高橋くん！！｣




Aを泣かせた奴を探そうと思って廊下歩いてたら声かけられた





恭 ｢あーっと、、湧、、くん、、、｣




Aと仲いい子やんな






恭 ｢あ、、なぁ、さっきAと一緒におった？｣






元木 ｢あー！いましたよ！ジュース買ってもらいました！｣







そんときか、、、






恭 ｢A、、誰かになんか言われてへんかった？｣








俺がそう聞けば一瞬でこわばる顔






元木 ｢Jrの子に、、女だから人気なんだよなって、、、｣







やっぱり、、、







恭 ｢そいつ誰かわかる？｣






元木 ｢え、はい、、わかりますけど、、でも、Aちゃんが、、、｣








恭 ｢大丈夫、、Aから許可は〜、、、貰った！｣








ほんまは無理やり抑えてもらってるんやけど









恭 ｢連れてってもらってもええ？｣








｢わかりました、、、｣って言うから後をついていく

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元木 ｢アイツらです、、、｣






湧くんに教えてもらったヤツらを見ればレッスン中で他の子達は真面目に踊ってるのにダラダラ話しながら踊ってた







恭 ｢あんなヤツらにAは悪く言われたん、、｣









イライラする気持ちを抑えて曲が終わるのを待つ









恭 ｢なぁ、ちょっとええ｣







曲が終わったと同時に2人に近づいて声をかける








｢｢は、はい、、、｣｣









Aと同じメンバーのしかも全く関わりもないやつに声かけられたらそりゃビビるよな

けど、許してやるつもりはない









恭 ｢Aのこと女やからって言ったのお前ら？｣






｢｢え、、いや、、、｣｣







2人で顔を見合わせてやべって顔してる

その態度に余計イライラしてつい口調が強くなる









恭 ｢Aのこと何も知らんくせに悪く言うのやめてもらってええかな｣


恭 ｢アイツはお前らの何倍も努力してこんな、ただでさえしんどい世界で戦ってんねん｣


恭 ｢お前らみたいな適当にやってるやつがAのことバカにしてんの聞くとまじで腹立つから｣








恭 ｢二度とAの名前口に出さんで｣









それだけ言って周りにいたJrにペコってしてスタジオを出た

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