なにわ女子がおりまして 【13】

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Aside



A ｢それでな〜(笑)大ちゃんが〜(笑)｣


永瀬 ｢うん(笑)｣




ぶわっ



A ｢さむっ、、｣






ずっと外にいたからかだんだん寒くなってきた





永瀬 ｢は？待ってお前外におるん？｣


A ｢うん、川流れてる〜｣





永瀬 ｢あほ！何時やと思ってんねん！今すぐ帰り！｣




A ｢んえ？でも廉ともっとお話、、、｣









｢A！！！｣




A ｢きょ、、、｣ ぎゅう





廉と話してたら後ろから抱きしめられた








恭 ｢はぁ、、はぁ、、、｣


A ｢恭平、、？｣






恭 ｢貸して、、｣



恭 ｢はぁ、、あ、廉くんすか、、すみません、、はい、、ありがとうございました、、｣









うちの手から携帯を取ってそんなこと言ってる恭平









A ｢恭平、、？｣




電話切ってから一言も話さない恭平
心配になって顔を覗き込む








恭 ｢お前、、アホなん｣



A ｢え、、？｣

恭 ｢今何時やと思ってんねん！｣





A ｢(ビクッ)｣






恭 ｢俺が、、みんながどんだけ心配したと思ってるん？！｣

恭 ｢電話してもLINEしても全然返事ないし、、行きそうなとこ探しても全然おらんくて、、｣







そう言って抱きしめてる恭平の体は暑くて心臓の音も呼吸も荒かった
きっと急いで探してくれたんやってその時になってやっとわかった









恭 ｢まじで、、また、襲われたかと思ったやん、、｣






恭 ｢なんで連絡しないねん！なんかあってからじゃ遅いっていつも言ってるやろ！！｣







A ｢ごめ、、ごめんなさい、、、｣








こんなになるまで必死に探してくれて心配かけて
申し訳なさとこうやって恭平に面と向かって怒られるのは慣れてなかったから涙が溢れてきた







恭 ｢まじで、、ほんまに、、、はぁ、とりあえず無事でよかった、、、｣


恭 ｢てかお前！酒くさい！！香水の匂いもするし！｣








A ｢あ、、高校の同級生と飲んだ、、、｣






恭 ｢はぁ、、もぉ！！帰るで！！｣









そう言うと少し乱暴に手を引いて歩き出す








A ｢恭平？ごめんね、、？｣





返事がない






A ｢恭平、、｣








恭 ｢帰ったら風呂一緒入るから｣









A ｢や、、｣

恭 ｢拒否権なし｣

免じて→←心配

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