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虫《ってか、じんたんはこんな話聞いてていいの? Aちゃん推しでしょ?》
じ《あー、全然OKです! むしろ良い人と結ばれて一生大事にされて幸せに過ごしてほしいんで!》
小《愛情がすごいもんね》
じ《Aちゃんの幸せが俺の幸せです!》
虫《めっちゃいいファンじゃん(笑)》
私抜きで進められていく会話に入る隙がない。
じんくんのTOぶりにめっちゃ盛り上がってる……。
と《で、結局Aは、どうしたいわけ?》
これまで黙って聞いてたとしみつが、私を見据える。
優しいけど、どこか急かしているような目で。
てつやのこと、心配なんやな。
私がふらふらして、答え出さんから。
『まだ、誰がいいとかは、決まってない。けど、ちゃんと向き合って行きたいとは思ってるから。カンちゃんにも、てつやにも』
小《やまとくんは?》
『あー、うん。彼はお断りする。あの感情は、たぶん憧れとかも混ざってるから。っというかそもそも、告白されてないから(笑)』
虫《必ずしもイケメンが選ばれるってわけじゃないのね》
と《おい、残った2人に失礼だぞ(笑)》
『な〜、もうこの話やめよ! はい、乾杯しよ、乾杯!』
としみつに強引にグラスを持たせて乾杯する。
残ったビールを一気に飲み干せば、としみつも笑って続いた。
いつの間にか注文されてた新しいグラスをざわくんと合わせて、また一気に流し込む。
皆が笑って、楽しければそれでいい。
明日からまた、頑張りますよ。
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あいう - できたらでいいですがレ*イ*ク*レコラボも見たいです、、! (3月25日 22時) (レス) id: 9d9e909624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まおち | 作成日時:2024年3月7日 15時