愛と恋。2 (ページ34)

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ーー時は遡り、２日前ーー

『はい、どーもこんにちは。Aです。と？』

カ《はいどーも、水溜りボンドのカンタです》

『いやー、カンタさん。ついにこの日が来ましたね』

カ《ちなみに俺は今すでに緊張してるよ？》

『それは早すぎやんwww』

カ《いや、するでしょ。だって絶対トミーは信じるよ？》

『カンちゃんが変なことしなければね』

カ《しないしないしない！》

『まじでカンちゃんに掛かってるで？ちょっとでも変な笑いしたらバレるから』

カ《そこは、Aちゃんの演技力でカバーして欲しい》

『ねぇー、不安すぎるってーwww』

『はい、もうここまでの会話でお察しかと思いますが、この動画はドッキリでございます。たぶん、トミーが信じてくれた辺りでこれが差し込まれてるはずなんで、ちょっと信じた視聴者さんもおるかな？』

カ《安心してください、ドッキリです！》

『そんなとにかく明るい安村さんみたいに言わんといて』

カ《ちゃんと否定しとかないと、Aちゃんのファンに目付けられちゃうから》

『そんなんとっくに付けられてるで？』

カ《え、こわっ》

『はい、ということで、本日は「私たち付き合ってました」ドッキリー！！』

『トミーにはね、たくさんのドッキリを掛けられてるんで、まぁ仕返し？じゃない、お返し！をしてあげたいなと思いまして。いつも観てくださってる方々はお解りだと思うんですが、こちら水溜りボンドのカンタさんと私は、めっちゃめっちゃ仲がいいです』

『ほんと、家族ぐるみと言っても過言ではないくらいなんです。これはトミーくんももちろん知ってますね。そして実はこっそり付き合ってましたよと。しかもこの変なタイミングで報告動画にしたいと無茶苦茶なお願いをされたらどうするのかという検証も行っていきたいと思います』