【小説】能力者の通う学園【募集企画】 (ページ32)

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第32話「能力と幼馴染み」ルーナページ32

それから数人の能力紹介があった。
物を浮かせる能力、人の意識を切断する能力、その他色々な能力があった。

黒髪の男の能力紹介が終わって、少し間が出来たようだ。
丁度いいそう思い、読んでいた本に栞を挟み席を立った。

「横から失礼します。
私は氷晶凛と申します。以後お見知りおきを
私の能力は氷結と言い、半径5m以内のもの全てを凍らせる事が出来ます。使いすぎると凍傷や低体温症になり、最悪死に至る。と言う能力です」

鳴瀬「へえ、俺のと正反対な能力だな」

そう言う彼

たしか、名前は鳴瀬悠也だったと思う。で炎を操る能力だったか

「そうですね
実戦などで面白い戦いになりそうです」

そう笑顔で言う俺
周りから見たらただの戦闘狂にしか見えないだろうが、残念ながら俺は戦闘狂じゃない。

相馬「して、その貴君の腕に巻いている包帯はなんだ？」

痛いところをついてくる。
まあ、言っても不利益にはならないだろう。

「幼少期に能力の使い過ぎで凍傷を起こしてしまって」

桐斗「跡が残っちまってるから包帯巻いてるんだよな？」

肩に何かが乗ったような衝撃と見知った声が少し上から聞こえた。

「桐斗……。そうです

ああ、言い忘れていましたが、私と桐斗は昔からの腐れ縁、幼馴染みです。」

そう言うと周りが少しの間静かになった。

花開院「本当に！？正反対じゃないかよ！！」

「よく言われます」

微笑しながら答える。

桐斗「でも、俺達結構仲良いぜ？

な？」

「な？と言われましても、その手の質問には軽々しく答えないたちでしてね
貴方もよく知っているでしょう？」

桐斗「まあ、な」

「と、長く話し過ぎてしまいましたね、次の方お願いします」