Sing For You (ページ7)

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僕は軽音部に所属している。

担当はボーカル。

特別うまいと言うわけではないけれど、、、

昔Aが

『オッパの声だいすき』

と言ってくれたから
軽音部に入って
歌ってみようと思った。

軽音部には
僕を合わせて計5人

同じ歳のイーシンと
一つ年下のベッキョンチャニョルジョンデだ。

今日は部活がある日で
僕とイーシンは
他の部員よりも少し遅く部室に入った。

CY『ヒョン、遅かったですね！！』

盛り上がりの中心チャニョルが
大きな声でそう言った。

XY『なにをそんなに盛り上がってるの～』

マイペースなイーシンの言葉を聞いて
お調子者のベッキョンが口を開く。

BK『学園祭のこと話してたんすよ！！
部活全体ではやること決まってるけど
個人ではなにやる？ってなってて！！』

CH『こいつ漫画の読みすぎですよw
ステージの上で好きな奴の名前叫んで
告白する！！！どしたらイチコロダァ！！！
なんて言って聞かないんですww』

BK『バ、バカにすんな！！！』

ギャーギャー言い合いをしている
ジョンデとベク

ごめん、ジョンデ
僕も漫画の読みすぎかな。

名前を叫ぶことはしない。

そのかわりに
好きな奴にむけて
僕は歌を歌うよ。

届かないだろうけど。

なにを歌おうかな。

ああ、そうだ
これがいい

『Sing For You』