☆ ページ8
「潤。」
声が届くほどの近さに来て、潤の名前を呼ぶだいぶ前から、
潤が私のことを見つけて、笑ってるのがわかってた。
潤「A。」
潤の背中の向こう、青い空と青い海がどこまでも広がってる。
当たり前にある、青い空と青い海が、潤がいると、もっと濃く深く広く見える。
「山どうだった？」
潤「すげぇ、綺麗だった。」
「神様に会えた？」
潤「はぁ？いんの？」
「さぁ？(笑)」
潤「マジで、神様居そうとは思った。」
いるとしたらどんな神様？そんな話をして、潤と2人でケラケラ笑う。
もう、何年もそうしているかのように。
潤の鼻は黒くなりきれてなくて少し赤くて、
一緒に海で遊んでたことが昨日のことだって思うと、少し不思議な気持ちになった。
一緒に買ったジュースが空っぽになった頃、
潤の家族が潤の名前を呼んで、
並んで座ってた防波堤のコンクリートから私たちは立ち上がる。
潤「じゃーな。」
「うん。バイバイ。」
「「......。」」
他には何も言えなくて俯いたら、手にするビニル袋が目に入る。
「あ。これ、あげる。」
持ってるビニル袋を少しの不安と一緒に差し出した。
潤「おにぎりだろ？」
「当たり！」
潤「すげぇ、嬉しい！」
そう言って潤が嬉しそうに笑うから、
そんなことないのに、また会える。そんな、気がして、嬉しく思った。
潤のお母さんが、私に頭を下げて、もう一度潤の名前を呼ぶ。
何か言いたそうにその場を動かない潤は、きっと私と同じ気持ちだったと思う。
そうしたくなって、同じくらいの高さにある、潤のほっぺに唇を押し当てて、
「またね。」
そう言ったら、
大きくて綺麗な目が、これでもかって見開いた。
キスをした頬に手を当てて、真っ赤な顔して、
潤「またな！！」
潤はそう言って、走って行った。
途中振り向いた潤が大きく手を振る。
私も大きく手を振り返したら、
潤「またなっ！！！！！」
また潤がそう叫んだ。
きっと、また会える。
そう思えた。
青い空は君に繋がってるから。
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まるこ(プロフ) - 潤々♪さん» 潤々♪さぁーん。こんばんは。なかなか2章を立ち上げられずムズムズしてますが、うまく書けずに停滞しておりますぅ。今月中立ち上げを目標に行きたいと思いますっ！！いつもありがとうございます(o^^o) (2016年10月20日 21時) (
レス) id: f527732f17 (このIDを非表示/違反報告)
潤々♪(プロフ) - まるこさん(^^)あちらにもこちらにもお返事ありがとうございます<(_ _)>タイミング良くコメント出来てたなら良かったです(*^^*)私的萌ツボを羅列したたけなんですけど…まるこさんの伝わって欲しいポイントと合ってたのなら嬉しいです♪第2章も楽しみにしてますね(^^) (2016年10月19日 16時) (レス) id: 16832a2e09 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 潤々♪さん» こんばんはっ！！あちらにもお返事書かせて頂きました！！愛を込めて！！ (2016年10月17日 18時) (レス) id: f527732f17 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 潤々♪さん» 潤々♪さぁーーーん！！いつもなんていいタイミングで現れて下さるんでしょ！！コメント嬉し過ぎます！！なかなか続き書けないんですが頑張れそうです！あちらにも近々お返事させて頂きますね^ - ^ (2016年10月16日 23時) (レス) id: f527732f17 (このIDを非表示/違反報告)
潤々♪(プロフ) - ε=ε=ε=┏(〃´Д`)┛まるこさ〜ん(汗)遅くなりましたぁ〜遅刻 遅刻…あちらにコメント送らせていただきました(*^^*)今回も素敵な2人をありがとうございました(^^) (2016年10月14日 18時) (レス) id: 16832a2e09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ
| 作成日時：2016年8月14日 12時
