19.☆ ページ28
私の座るソファに潤が座って、ソファが沈む。
潤がこんなに近くにいるのがまだ信じられなくって、
潤にちょっと向き合うように座り直して潤を見つめたら、
潤「待ってるっつったのに、待たせてわりぃ。」
そう言って、潤も私を真っ直ぐ見つめて、指の裏で私のおでこを優しく撫でる。
「大丈夫だよ。」
戸惑いもなく触れる潤に驚いて、二宮をチラッと見てそう口にしたら、
二宮さんが、また声を出して笑った。
潤「ニノ、ありがと。」
二「いーえ。潤くん、すげぇ飲まされたっしょ？」
潤「飲んで見せないと離してくんねぇってわかってたから、ハイピッチで飲んできた。」
そう言って、手にして入ってきた水を勢いよく飲む潤を横目に、
ほらね。って、二宮さんが私を見て笑う。
それに、頷いて笑い返したら、
潤「何、笑ってんだよ。」
そう、面白くなさそうに呟いた潤が、私の頭に手を回した。
その手が器用に髪を束ねるゴムを外して、
解かれた髪がふわっと広がって耳に触れる。
ゴム跡がついた髪を、潤が梳いて撫でながら、
潤「髪、伸びたな。」
そう言って、私の顔を覗き込んで優しく見つめる。
大人になった潤が、テレビでも見ない甘い顔して、そんな風にするから、
対応に、ちょっと、いや、かなり、戸惑う。
「会った時は、猿だったもんね。」
どうにかそう言って笑ったら、
潤「あれは失言だった。でも、あん時よりすげぇ女になってるから、すげぇ不思議な感じする。」
そう言って、私の毛先に指を絡めて、触れるのをやめない潤に、
また、二宮さんが笑うから、思わず助けてって二宮さんを見つめた。
二「ちょっと、ほんと俺、いますぐ消えてあげたいんだけど。」
潤「いーよ。タクシー呼ぶ？」
二「いやいや、帰ったらAちゃんが困るよね？」
「困る。」
潤「何でだよ。」
「だって、潤、酔ってるでしょ？」
潤「酔ってねぇよ。」
二「いや、あーた、記憶なくすレベルっすよ。」
潤「まー、確かに。覚えとく自信はねぇわ。」
そう言ってまたお酒を頼む潤を見て、
二宮さんと顔を見合わせて笑ったら、
潤「Aは俺のこと、見てろよ。」
キュッと手を握られて引かれると同時に、そう不機嫌な声がした。
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まるこ(プロフ) - 潤々♪さん» 潤々♪さぁーん。こんばんは。なかなか2章を立ち上げられずムズムズしてますが、うまく書けずに停滞しておりますぅ。今月中立ち上げを目標に行きたいと思いますっ！！いつもありがとうございます(o^^o) (2016年10月20日 21時) (
レス) id: f527732f17 (このIDを非表示/違反報告)
潤々♪(プロフ) - まるこさん(^^)あちらにもこちらにもお返事ありがとうございます<(_ _)>タイミング良くコメント出来てたなら良かったです(*^^*)私的萌ツボを羅列したたけなんですけど…まるこさんの伝わって欲しいポイントと合ってたのなら嬉しいです♪第2章も楽しみにしてますね(^^) (2016年10月19日 16時) (レス) id: 16832a2e09 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 潤々♪さん» こんばんはっ！！あちらにもお返事書かせて頂きました！！愛を込めて！！ (2016年10月17日 18時) (レス) id: f527732f17 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 潤々♪さん» 潤々♪さぁーーーん！！いつもなんていいタイミングで現れて下さるんでしょ！！コメント嬉し過ぎます！！なかなか続き書けないんですが頑張れそうです！あちらにも近々お返事させて頂きますね^ - ^ (2016年10月16日 23時) (レス) id: f527732f17 (このIDを非表示/違反報告)
潤々♪(プロフ) - ε=ε=ε=┏(〃´Д`)┛まるこさ〜ん(汗)遅くなりましたぁ〜遅刻 遅刻…あちらにコメント送らせていただきました(*^^*)今回も素敵な2人をありがとうございました(^^) (2016年10月14日 18時) (レス) id: 16832a2e09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ
| 作成日時：2016年8月14日 12時
