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菊《…あの、事故のこと詳しく教えてくれますか?》
さ「あ、はい」
さ」昨日放送後にみんなでご飯を食べに行くって話になって」
菊《うん》
さ「食べに行ったんですけど結構話し込んじゃって帰るのが結構遅くなったんですよ」
菊《うん、》
さ「そしたら帰り道の交差点で結構なスピードの右折車に莉犬が、轢かれて…」
菊《うん》
さ「俺、急な出来事で、何をすればいいかわからなくて、そしたらジェルが、呼吸の確認とか心臓マッサージとか…してくれて…」
菊《うん》
さ「俺…何も出来なくて…グスッ」
菊《大丈夫、大丈夫》
さ「そこから救急車で莉犬が運ばれて…グスッ、俺達も病院に行って…」
菊《うん》
さ「グスッ、朝6時ぐらいにやっと手術が終わって…ハァ、さっき帰ってきたとこです、グスッ」
菊《なるほど…話してくれてありがとうございます》
菊池さんの声はお母さんのようですごく安心できた。
それに加え俺も相当疲れていたのだろう、最後の方は泣いてしまった。
菊《さっき帰ってきたって、昨日の夜から寝てないってことですよね?そんな時に沢山話させてしまってごめんなさい》
菊《今後のことについてはまた今度話しましょ。今日はゆっくり休んでくださいね。》
さ「ありがとうございます。」
菊《それでは》
プ-プ-プ-
菊池さんと電話を終えたあと俺は気を失うように寝てしまった。
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作者名:ラムネ | 作成日時:2022年11月1日 17時