好きが6% ページ6
「俺いい?」
そらるさんが手を挙げた。そらるさんとはゲームのお話を一緒にさせてもらったり、撮影の裏話を聞かせてもらったりしてる。
「良い、相談相手で」
キリッとした顔でそらるさんは言った。
「まふくん、そらるさんのとこに元リスナーって書いて」
まふくんは矢印を僕とそらるさんのとこに書いて、良い相談相手。と元リスナー。と書いた。
「こねこはゲームの話一緒にできるし、ちょっとした悩みを言うとスクールカウンセラーのように解決してくれるだよ」
めちゃいいこと言われてる。
「俺、ゲーム仲間って書いて」
志麻さんがそう言った。確かに、ゲームしてるな…。最近は、やれてないけど…笑
「じゃあ、僕いいっすか?」
天月くんが手を挙げた。
「好きな色が同じって書いてください」
その場にいるみんなが固まった。ん?
好きな色が同じ??
「天ちゃん、どゆこと?」
まふくんのホワイトボードを書く手が止まり、天月くんの方を見た。
「え、彼だって、赤の物よく身につけてるから好きなのかなって」
あ、そっか。手荷物は莉犬のものつけておけないから、赤の物カバンに着けてたりしてる。
「そうだ、赤の物多いよな」
と、うらたさんが言うと坂田くんがこう言った。
「俺も好きな色同じって書いてや!」
天月くんと坂田くん、色同じだっけね…笑
「こねこくんは天ちゃんとさかたんのことどう思ってる?」
まふくんは僕を見て言った。
「天月くんはね、歌詞が好きって書いて。坂田くんはね、抱きつき魔」
そう言うとまふくんはホワイトボードを書き、他のみんなは納得の顔を浮かべてた。
「確かに、坂田はがこねこによく抱きついとる!」
志麻さんがそう言い、センラくんは確かにと言った。
「なんとなくね、抱きついちゃうんよ!」
坂田くん、必死。
「書いとくよー」
まふくんはキュッキュッと書き始めた。
「あとは、センラくんだけ??」
と、まふくんは振り返った。
「センラさんなんだろ…」
「ちょ!
今の聞きましたか!?」
と、いきなりセンラさんは大きな声を出した。
「どうしたセンラ?」
とうらたさんと志麻さんが言った。
「こねこくんは俺と距離を置きたがるんですよ!」
「え、なんで!?」
と僕は必死に言った。
「坂田とかまふくんには君付け!
そらるさんやまーしぃーにはさん付け!」
どうやら、俺も坂田たちと同じ年齢なのにさん付けはおかしいという言い分のようだ。
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瑠李(プロフ) - さとちゃんがさとちやんになっていますよ笑 (2020年1月3日 1時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - お気に入りにして何度も繰り返して読んでいます。更新されまた最初から最後まで楽しく読みました。更新待ってます。頑張ってください。応援してます (2019年12月18日 8時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 続きが読みたいです。更新待ってます。頑張ってください (2019年12月13日 10時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 今回のめちゃ良かったです!夢主ちゃんがすとぷりメンバーを褒める?所!ころちゃんとかかわいすぎ! (2019年12月3日 7時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
波音(プロフ) - 46さん» すとぷりだけ!ってのもなんかなと思ってしまいまして笑 (2019年10月23日 21時) (レス) id: 118da8f0e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:波音 | 作成日時:2019年10月19日 16時