可愛くてかっこいいあの子は私の彼氏！【stpr】【莉犬くん】

好きが３９％ ページ39

今日は朝からだるいです。

まあ、女の子の日って言うやつ。

莉子くんも経験したことあるよね。看病しに行ったことあるもん。

懐かしいな。あの時の莉子くんの顔は忘れられない。誰よりも来ることに嫌悪感感じてた。

「ちなみに今布団なうです。」

よし、体調悪くなったとでも書いておこう。

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こねこ @Neko_nico

みんなごめん。熱が出てます。

しばらくでれないかも。

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@ggg
大丈夫！？
お大事にしてくださいね！

@hhh
ゆっくり寝てくださいね！

@iii
玉ねぎまいて寝ましょ！！
おだいじに！！




















































「おはよーございます……」

小さな声が聞こえる。

「莉子……くん？」

莉子くんが一人前のお鍋を持ってやってきた。

「あ、おはよ。大丈夫？」

「…………お腹と頭が痛いです……」

「雑炊、作ったから食べよ？」

「うん、お腹空いた！」

「色気と食い気を同時に持つ子ってこの子だな」

「ん？」

私は雑炊と聞いた途端、元気が出た。





























































「いただきます……」

「どうぞ、召し上がれ！」

私がスプーンを持って手を合わせて言った。莉犬くんが元気な声で言ってくれた。

よく母さんにゼリーとか持ってきてもらってたな。莉子くんも看病してくれたっけ。

いーちゃんやぽち、なっちゃんに言われたどんな言葉よりも莉子くんが来てくれたことがすごく嬉しかったな。

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