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「じゃあ、しよ!」

「今日の日程、なんだっけ?」

今日は入学式をやって、先生の話を聞いて教科書等貰った後、部活動見学が始まる。

「部活か……」

「栗田さん、入りたい部活とかある??」

「どうしようかな。運動部は懲り懲りだしな……」

「栗田さん運動部なの!?」

「うん、バレー部だけどね」

「すご、あの、パァーン!ってやるやつだよね!」

「うん、そのパァーンってやる役やってたよ!」

「カッコイイな〜」

「狛前さんは??」

聞かなくても分かるけど、聞かなきゃ不自然!!

「私は演劇部かな……」

「演劇部か、入ってみようかな。」

「栗田さんも入ろう??」

「うん、知ってる子一緒の方が安心するし、そする!」

「やった!」

















































































「……!!……!」

「へ?」

「もしかして、覚める時かな。」

「へ、狛前さん?」

「ううん、なんでもないよ」





















































「……!…………!!!」

誰か呼んでる。目開けなきゃ。

「んん……」

「覚めた!!さとちゃん、目覚ましたよ!」

胡座をかいてる、彼氏。

「へぇ?」

「大丈夫か?うなされてたみたいだったけど」

お鍋を持ってるやつ。

「え、ここどこ??」

「どこって、家だよ!」

「お前、2日間くらい寝てたんだぞ」

「は?」

「家帰ったら、押し入れに寄りかかったAがいておでこ触ったらすごい熱くて!」

熱出してたのか。私。だから、頭ふわふわしてたの。

「俺が呼ばれて交代で看病してたわけ。途中で俺帰ってパソコン取ってきて編集とかしてたけどな。」

「……そっか……」

「お粥食えそうか?」

「おい、さとみ!お前俺より彼氏っぽいことすんじゃねぇぞ!」

「そう思うんだったら、お粥作れよ」

「ぐっ……!」

二人の会話聞いてたら、笑えてきちゃった。

「ふふっ……ケホケホ」

「あーあー、もう笑うと咳止まんなくなってんじゃん」

「だって、兄弟みたいだもん!」

さとちゃんと莉犬が顔を見合わせ笑った。

「こいつが弟か……」

「お前が兄とか大変なお兄ちゃん2人になっちゃったよ」

「俺一人っ子だから少し憧れるけどな」

「私はもういいかな……」

上と下にいるから。疲れるよ。真ん中は真ん中で。

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瑠李(プロフ) - さとちゃんがさとちやんになっていますよ笑 (2020年1月3日 1時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - お気に入りにして何度も繰り返して読んでいます。更新されまた最初から最後まで楽しく読みました。更新待ってます。頑張ってください。応援してます (2019年12月18日 8時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 続きが読みたいです。更新待ってます。頑張ってください (2019年12月13日 10時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 今回のめちゃ良かったです!夢主ちゃんがすとぷりメンバーを褒める?所!ころちゃんとかかわいすぎ! (2019年12月3日 7時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
波音(プロフ) - 46さん» すとぷりだけ!ってのもなんかなと思ってしまいまして笑 (2019年10月23日 21時) (レス) id: 118da8f0e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:波音 | 作成日時:2019年10月19日 16時

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